放送作家の小野高義です

 

巨人が今日も負けて

オープン戦6連敗

ついにオープン戦最下位になってしまいました…

 

きょうは総崩れの先発陣に割って入る候補の

トミージョン手術明けから復活

山崎伊織投手

 

4回を投げ、被安打4の2失点

まあ

点は取られましたが、まあ、及第点かな…

という感じの出来

ではありましたが

 

その後、今村が2イニング2失点

守護神候補のビエイラが4失点

 

ほぼピッチャーに飛んでる小フライ

全く取ろうとしないで二塁打にしちゃう

という

「ビエイラ棒立ち」

がトレンドワードになるくらい

おまぬけなプレーもありつつ

 

なんだか

去年の戦力は総じてピリッとしていません

 

そんな中

同じくトレンドワードで真っ赤っかに燃え上がっていたのが

 

小林誠司選手です

 

  ◇

 

なんと今日3安打猛打賞!!

しかもホームランまで

 

 

小林選手の本名だけでなく

「世界のKOBAYASHI」

とか

「大林誠司」

とか

関連ワードがじゃんじゃん上がってて

 

まあ、言うたら

たかだかオープン戦の猛打賞で

ここまで盛り上がってしまう

 

ってことは

 

それだけの珍事である

と同時に

ファンの心を何かしらつかむ人気者であることは間違いなく

それは

もちろんイケメン

ということもありますが

 

それだけ小林誠司というキャッチャーが放つ

他の選手とは違う魅力

「こんなもんじゃない」

という

ロマンやポテンシャルを感じさせる

からこそ

 

これだけ湧くんだろうな

 

と思います

 

  ◇

 

リード、キャッチング技術、肩

キャッチャーとしてのあらゆる能力において

日本屈指のレベルにあるといわれる小林誠司選手

 

唯一の弱点が打撃

と言われています

 

確かに

 

昨年の打率は。091

おととしは。051

 

いやいや…

 

これだけヒット打てない方が珍しいだろ

くらいな低すぎる打率

 

この過去2年だけ見るとさすがになあ…

 

…とは思いますが

 

実は

その前の2019年は打率、244

打率だけで言ったら

昨年の大城選手、231

より上なんですよね。

 

2014年の入団から

この2019年まで

打率。200を下回ったことはありません

 

  ◇

 

さすがに

プロに入ってくる選手が

10打席に1安打もできないなんてことはなくて

ましてや

小林選手はドラフト1位で

広陵高校時代から

大学、社会人と

常に中心選手として活躍してきたわけで

 

そもそもキャッチャーでリード面にも定評があるのだから

配球を読むのもうまいはずだし

あれだけのキャッチング技術があるんだから

動体視力や珠を捕まえる反射神経が悪いわけはなく

 

むしろ

打てない理由を見つける方が難しいくらいです

 

  ◇

 

きっと

小林選手は

 

打てない催眠術

 

にかかっているんだと思います

 

まわりが

あんまり「打てない打てない」って言うから

そのうち

「そうなのかな?」

って思い始めちゃって

 

苦手だからなんとかしなきゃ

っていうのが

打てない前提で打席に入って

打てない前提の構えで

打てない前提のスイングをするから

 

どんどん打てなくなってる

 

って感じなのではないかと

 

逆に今

みんな「小林は打てない」

と思ってるんだから

 

何も考えずに

そこそこ甘い球来たらどーん

 

ってくらい大雑把に打ってたら

たぶん、250くらいは普通に打てるし

今日みたいにホームランもたまに打ったりするんじゃないかなあ

 

なんて

素人は思ったりしてしまうんですが…

 

…ともあれ

小林選手が普通にそこそこ打ってくれたら

 

なんか巨人が調子づくような気もするんですがどうでしょう

 

というわけできょうはこのへんで
小野高義でした