放送作家の小野高義です
中日がまた勝って
首位をキープしています
8年前の単独首位は
一日天下でしたが
これで
かれこれ1週間以上首位に立ち続けています
本当に強いみたいです
◇
今日の試合を見てても
勝ち方が
非常に良いです
2点をリードされた終盤に
ベテランが代打に出て若手がタイムリーで返して
足で進塁して主砲が逆転タイムリー
という
少ないチャンスを畳みかけてモノにして勝利する
勢いのあるチーム
っていう感じの勝ち方です
◇
この3得点の場面
わかりやすいヒーローは
逆転タイムリーの
主砲、細川成也選手
ではありますが
反撃の起点となるタイムリーと
同点のホームを踏んだ
田中幹也選手の働きが実に効いていた
と
個人的には思いました
昨年のドラフト6位ながら
WBC日本代表との強化試合でもヒットを放ち
新人王候補とも目されていましたが
右肩の脱臼で戦列を離れるしかありませんでした
しかし今年
若手の有望株がひしめく二遊間のポジションで
レギュラーの座をつかみました
◇
田中幹也選手に関しては
このブログでも何度も触れていますが
西東京の
東海大菅生時代から
生観戦してて
身長166センチと
体は小さいけれど
尋常でない守備の上手さと
小技も何でも出来るバッティングの器用さは
まさにセンスの塊という選手でした
西東京の選手
ということもあって
個人的に思い入れもあります
◇
そのセンスのみならず
東海大菅生から亜細亜大学
という
いわばゴリゴリの
「気合い入ってる」系の野球部をくぐり抜けてきた
とあって
全身からガッツと気合いがにじみ出ているのが
伝わってきます
ここまで
打率は259ですが
そうした数字以上に
ピンチの時に守備でチームを救い
大事なところでチャンスを活かせる
まさに
チームに勢いを与える
そんな存在なんじゃないかな
という気がします
こういう
センスとガッツの両立した元気いっぱいの選手がいるチームって
強いですよね
◇
今シーズンのセ・リーグの新人王候補は
投手は
巨人の西舘勇陽投手
ぐらいで
あとは
DeNAの度会選手
巨人の佐々木俊輔選手、萩尾匡也選手
そして
田中幹也選手
と
野手の新人王候補の活躍が目立っています
開幕直後は度会選手の活躍が衝撃的でしたが
田中幹也選手の活躍は
全然負けてないし
個人的には
日野市高幡の出身の佐々木俊輔選手にも頑張って欲しいです
打率は現在4人とも
260前後
今年の新人王は
チームの成績が決め手となりそうだな
という気もします
というわけできょうはこのへんで
小野高義でした