放送作家の小野高義です

 

侍ジャパンの宮崎キャンプでは

ダルビッシュ投手の存在感が

日ごとに際立ってきているようです

 

きのうは

ブルペンで投球する姿に

若手投手陣が釘付けとなっていましたが

 

きょうは

ブルペンに入る佐々木朗希投手を

ネット裏から見つめ

熱心にスマホで動画を撮影していました

トラックマンの数値も確認して

さらにアドバイスを送るなど

もはや投手コーチと言っても過言ではない動きっぷりで

 

しかも

たった3日で佐々木投手もかなりの手応えを感じているというから

その手腕と説得力は

驚くべきものがあります

 

27日までの合宿

全部で10日間の間で

どれほど侍ジャパン投手陣がレベルアップするか

ますます楽しみになります

 

  ◇

 

一方沖縄では

 

WBCのキューバ代表が

中日と練習試合を行い

3-2で勝利しています

 

1回に元ソフトバンクのデスパイネがタイムリー

7回には昨年まで中日にいたアリエル マルティネスが犠牲フライで打点を挙げ

二番手で登板したソフトバンクのモイネロも好投を見せるなど

NPB経験者が存在感を放つなど

コチラも仕上がりは順調のようです

 

対する中日ですが

 

個人的に

京田選手と阿部選手がいなくなった内野

特に二遊間がどうなるのか

ずっと注目しています

 

きょうは

土田龍空選手が9番ショートでフル出場

セカンドは

ドラフト6位の田中幹也選手が2番で先発

7回からドラフト1位の村松選手が守備につきました

 

成績の方は

龍空選手が3打数0安打1四球

田中選手が3打数1安打1打点

村松選手が1打数0安打

 

となっています

 

これまでの練習試合では

ショートは龍空選手と田中選手

セカンドは

田中、村松両選手が争っている

という感じがうかがえます

 

対外試合は今日のキューバ戦を入れて3試合

その中での打撃成績は

 

龍空選手 8打数2安打

田中選手 8打数1安打

村松選手 6打数0安打

 

となっていて

 

ヒットを打ってないのが村松選手だけ

ということと

田中選手は

2番を任されたりショートもセカンドも任せられてる

ということで

チーム内でも

評価を上げている印象があります

  ◇

 

田中幹也選手といえば

我が地元西東京の東海大菅生出身

 

生で見たことありますが

信じられないくらい足速くて守備範囲エグくて上手くて

当時からすごかったなあ

すごく印象に残ってる選手です

 

中日のチーム状況からいっても

出場機会には恵まれそうなので

 

ドラフト6位ではありますが

セ・リーグ新人王の最有力候補かもしれません

 

  ◇

 

ドラフト制度が始まって以降

新人王を獲得したのは109人

その中で

当然のごとくドラフト1位が多く

ドラフト6位以下で指名されて新人王を獲得したのは

109人中

たった4人

 

武上四郎(ヤクルト1968年8位指名)

関本四十四(1キョン967年ドラフト10位指名)

安田猛(ヤクルト1971年ドラフト6位指名)

三瀬幸司(ダイエー2003年ドラフト7位指名)。
 

ドラフト外の

加藤初(西鉄1971年)

松沼博久(西武1978年)

を合わせても6人

 

しかいません

 

田中幹也選手

5人目となる

ドラフト6位以下の下剋上新人賞

となるのでしょうか

 

中日の内野陣に注目です

 

というわけできょうはこのへんで

小野高義でした