2024年2月15日、クレイジーケンバンド@北國新聞赤羽ホールの翌々日。
富山にも立ち寄りました。
富山駅構内の「きときと市場 とやマルシェ」辺りでお土産など見ておりますと。
元祖富山ブラックラーメンの『西町大喜 とやマルシェ店』が気になりました。
以前何度か富山駅前店(現在はない)に伺ったことがあります。
自分のブログを見ると何とほぼ10年前。
おー。
ならば10年ぶりに戴きましょう。
カモンレッツゴーブラック。
富山ブラックラーメン並・ライス・生玉子!
メニュー表には富山ブラックと云う名称でなく中華そばとあります。
一応店頭には元祖富山ブラックラーメンと書いてありますのでそちらの方が判りやすいかと思って準拠しました。
10年前の自分のブログを見たら、ライス売り切れで次回はライスと共にと書いてあります。
その次回がようやくやって参りました。
よしよし。
中華そば!
とは云えやはり中華そばなんだよねこれ。
それにしてもスープが黒いですな。
漆黒とまでは行きませんがブラックです。
ブラックサバスラーメンとかにはしないですかね。
しないか。
このままではいけません。
混ぜるのです。
混ぜてから食べるのです。
それが暗黒の掟です。
ホイールズオブコンフュージョン。
混ぜました。
余所者のワタシではこの程度の混ざり具合。
もっと混ぜなきゃと云われそうですがご勘弁ください。
サブラカダブラ。
イタダキマス。
ウマウマウー!
塩っぱいねー。
久しぶりなので余計にそう思いました。
これは塩っぱくて良いのです。
昭和22年創業、塩っぱく作られたのです。
塩っぱさを愛でよ。
ブラックブラボー。
ウマウマウー!
チャーシューは塩っぱくないけれどメンマは塩っぱい。
でも以前の方がもっと塩っぱく感じたけれどまあ10年ぶりの記憶なので定かではありません。
そして遂にライスを登場させます。
レッツゲットイットオン。
ウマウマウー!
麺ではなくメンマを載せるのだと仰る向きも御座いますが。
10年ぶりブラックなのでご勘弁ください。
ご飯と一緒に食べれば少し塩っぱさも和らぎます。
でも少しです。
塩っぱいことに変わりはない。
でもこれで少しは神髄に近付けたような気も致します。
おかずラーメン。
甘くないところが漢っぽい。
中華そばとライスブラボー。
ウマウマウー!
更に生玉子の登場。
これはかなり穏やかになります。
生玉子を付けて食べるのは本来の食べ方ではないと云うことですが。
なかなかに天才的だと思います。
遅くなりましたが太めでしっかりした食感の麺がスキスキスー。
10年以前は塩っぱさよりこの麺の魅力に惹かれて何度も食べていたのでした。
そして生玉子を頼んでもスープに入れてしまってあまり効果を出せず。
ようやく辿り着いたこのコンビネーション。
ちょっと感動的。
中華そばと生玉子ブラボー。
ウマウマウー!
これを更にライスと共に戴くと何とも重層的で豊かな味わいに。
ご飯の懐が深い。
中華そばを食べながらご飯の偉大さを再確認するとは思いませんでした。
そしてやっぱりブラックサバスが脳内で鳴り響く。
マスター・オブ・リアリティ。
ギターのチューニングを下げたサバス。
イントゥー・ザ・ヴォイド。
ピース・アンド・ハピネス。
アイラブユー。
西町大喜の中華そばブラボー。
ちなみに店名は「ニシチョウ タイキ」です。
いつかまた黒い安息日を求めて伺います。
美味しかったです! 御馳走様でした!
西町大喜 とやマルシェ店
富山県富山市明輪町1-220 きときと市場とやマルシェ内
10:00〜21:30
無休