1972年に有楽町の高架下で開店した立ち食い蕎麦店『後楽そば』。
そばやうどんの他に焼きそばがメニューにありました。
モチモチの麺とスッキリスパイシーなソースがナイスマッチのフツーの、至ってフツーのソース焼きそば。
その焼きそばのファンは多く、立ち食い蕎麦店なのにみんな焼きそばを食べていると云う希有な光景がよく見られました。
それが2016年5月に惜しまれつつ閉店。
そして2018年3月に五反田の高架下に突如復活してファンの喝采を浴びました。
しかしその五反田での営業もコロナの影響で2020年12月14日に閉店。
移転とかではなく閉店、廃業となったのです。
これでももうあの焼きそばは永遠に失われてしまったと思っておりました。
拙書「焼きそばの果てしなき旅」にも閉店の顛末を書いております(ブログ記事にも
ございます)。
しかしですね。
あの焼きそばを復活させようと尽力された方がおります。
当時の職人さんにコンタクトを取って麺やソースの秘訣を聞き出すなど、尋常でない努力を積まれました。
そしてこの度、新大久保駅の駅ビルの3Fにフードコートを開店するに当たって、その中の『ヤキソバ酒場』にてあの焼きそばが復活と相成ります。
本格オープン前の11月初旬、プレオープンで伺って再会して参りました。
皆さん、拍手でお迎えください。
カモンレッツゴー後楽焼きそば。
復活!後楽焼きそば!
拍手!
喝采!
でもね。
青海苔と紅ショウガは自分で載せるのです。
ワタシと感動の再会の瞬間はすっぴんの焼きそばでした。
すっぴんの焼きそば!
でもこれはこれでなかなかイイと思うのです。
3年半ぶりの再開。
まさかまたお逢い出来るとは。
しみじみとウレシイデス。
後楽焼きそば!
うおー。
改めて色々な気持ちが押し寄せて参ります。
この焼きそばを復活させたのは株式会社Sobasの矢澤洋さん。
何と拙書を読んでくださっていて、出版社経由でご連絡を戴きました。
後楽焼きそば愛に満ちあふれた方です。
ありがとうございます。
愛は勝つ。
それではそれでは。
イタダキマス。
ウマウマウー!
ウマウマウー!
ああ。
あの味です。
後楽そばのあのフツーのソース焼きそばです。
でも麺は完全特注。
ソースも以前と同じものを〇〇県から仕入れてます(意外でした)。
そこまでやってこのフツーさ。
尋常ではないフツー。
フツーを深く愛でよ。
キャーッ。
実際に奇声は発しませんでしたが心の中で絶叫。
後楽焼きそばブラボー。
ウマウマウー!
ウマウマウー!
以前の後楽そばと違うところもモチロンあります。
挽肉が多い。
以前のは何回も何回も食べて何かの拍子にお皿にちょっとだけ挽肉が残っていてあー挽肉が入っていたんだそうだったのかとようやく認識するくらいの挽肉の量でした。
復活バージョンには挽肉たっぷり入っています。
良い方に違います。
ヒジョーにウマイ。
バッチリです。
復活!後楽焼きそばブラボー。
特徴であったそばの汁に焼きそばを付けて食べると云うオプションはありません(鋭意検討中とのこと)。
その代わり味変アイテムがいっぱい用意されております。
まだワタシは試していません。
次回訪問時に色々試してみましょう。
アッという間に食べちゃった。
これをアテにお酒が飲めるのチョーシアワセかも知れない。
モチロン飲まなくても、焼きそばだけでも大丈夫です。
ブラボー。
行く度に目眩がする程にいつも大混雑の新大久保駅。
改札を出てすぐ左にエレベーターがあるので3FへGO。
2Fはスタバ。
オシャレで落ち着く内装の店内。
昼間っから飲めます。
うひー。
若い人も来るだろうけどベテランの皆さんも是非。
新大久保のオアシスになると良いな。
他にも色々食べられるフードコート仕様です。
フルオープンしたら色々食べちゃおう。
美味しかったです! 御馳走様でした!
ヤキソバ酒場
東京都新宿区百人町1-10-15 JJR新大久保駅ビル3F フードコート内
11月の営業予定日
14日(火)〜17日(金)12:00〜21:00
21日(火)〜24日(金)12:00〜21:00
29日(水)〜30日(木)12:00〜21:00
12月以降の営業日・時間は改めて告知されます