10年程前の自分は一体何をしていただろうか。

自分のブログを見ると当時の自分の行動傾向がよく判ります。

頻繁に横浜橋商店街界隈に出没しておりました。

現在も現役バリバリの『豊野丼』。

惜しくも閉店されてしまった『磯村屋』。

そして忘れちゃイケナイ『酔来軒』。

先日はその『酔来軒』に久しぶりに伺いました。

随分とご無沙汰しました。

どのくらいご無沙汰したかと数えると2年半ぶり。

その時はスペシャル酔来丼を戴いております。

さて10年前。

その頃はこれ一辺倒でした。

カモンレッツゴー。

 

 

焼豚(チャーシュー)丼!

当時は壁のメニューにチャーシュー丼と書いてあって。

テーブル毎のお品書きにはチャーシューライスと書いてありました。

現在は焼豚丼と統一されています。

カタカナのチャーシュー丼ってのが一番馴染みがありましたけどね。

これからは焼豚丼と表記することに致します。

 

 

ご飯の上に自家製チャーシューとネギとモヤシが載っているだけ。

味付けは各自別添えのタレ(胡麻油と醤油とカラシ)をかける習わし。

こちらのスペシャリテである酔来丼が一時期大人気になってメディアにも何度となく取り上げられておりました。

なぜワタシが酔来丼にしなかったかと云えば10年くらい前はまだ玉子が苦手でして目玉焼きが載っていた酔来丼は回避した次第に御座います。

それ以上にご飯とチャーシューのみと云うストイックさがワタシの魂を惹き付けたわけでして。

久しぶりにこうして眼前にすると魂が打ち震えて歓び組が舞い踊るのでありました。

 

 

このタレをかけよ。

かけすぎにチュウイせよ。

どばっとかけちゃうと塩っぱすぎちゃうぞ。

少しずつ少しずつを心すべし。

それは覚えていました。

ダイジョウブ。

 

 

そしてこの焼豚丼を食べるのは何と7年半以上ぶり。

原点回帰ではないけれど、立ち戻るべきポイント。

そしてこの偉容を見よ。

イタダキマス。

 

 

ウマウマウー!

この自家製チャーシューのウマさたるや。

豚肉の美点がここに集結している。

旨味、脂、匂い、食感。

なんてグラマラス。

タレをかけすぎないようにしながら。

ご飯との配分を考えながら。

ウマイウマイと食べ進めるシアワセ。

これ程までにウマイか。

ご無沙汰しちゃってごめんなさい。

もう何年もご無沙汰なんてしません。

焼豚丼ブラボー。

 

 

ウマウマウー!

決して残したわけではありません。

クライマックスです。

チャーシューとご飯、あと残り一口。

このバランスで食べ終えるように創意工夫しながら食べ進んで来ました。

このクライマックスを存分に味わうのだ。

でも。

最後にタレをちょっとだけかけようかなと余計なことを考えて。

タレをちょっと足したら味が濃くなりすぎて。

着地失敗。

あーあーあー。

かけなければ丁度良かったのにー。

もーもーもー。

最後の最後に遺恨を残しました。

今度はパーフェクトに食べ終えてやるぞ。

好きなんだよ。

また逢おう。

酔来軒の焼豚丼ブラボーブラボー。

 

 

忘れてはいけない。

このスープを飲め。

寸分の狂いもなく完璧である。

思い知りました。

 

 

肉団子も食べないと。

またゆっくりと伺います。

美味しかったです! 御馳走様でした!

 

酔来軒
神奈川県横浜市南区真金町1-1
11:00~
月曜・火曜休