2020年12月26日、クレイジーケンバンド@ビルボードライブ大阪2日目の会場入り前。
前日と同じ序盤戦。
初回は千日前の『坂町の天丼屋』にて完璧な立ち上がり。
そして前日の訪問で距離感が掴めたので移動もスムースに今里筋の焼そばのお店『長谷川』へ2日連投。
気に入りそうなものは何でも連続で試してみるのが世の習い。
カモンレッツゴー。



焼そば、大!
メインメニューは焼そばのみ。
前回も書きましたが、麺の量で並Sサイズ麺1玉、大Mサイズ麺1.5玉、特大Lサイズ麺2玉となります。
並大特大よりもSMLの表記の方を重視。
それならばMを選ぶのが自然の理と云うものです。
他にトッピングもありますが2度目もまだトッピングへは突入致しませんでした。



これまた前回も申し上げました通り、味付けは殆どされていない状態で提供されます。
蒸し焼きにする時にだし汁を使うのみ。
味付けは各自卓上のソースなどをかけるソース後がけシステムと云うのが最大の特徴。
麺は太麺、具は牛肉と淡路産タマネギとこれまた特徴的。



ソースです。
かけます。



4回しかけると云うのが推奨の分量。
各自加減してくださいとのこと。
かけたらイタダキマス。



ウマウマウー!
これはたまらんウマさ。
ソースに火が入っていないことによってソース自体のスパイシーさや複雑な旨味が損なわれずに直で焼そばの風味に直結すると云う合理的とも思える流儀。
これが昭和20年代に生まれたとは思えない洗練された風味の今里焼きそばなのであります。
焼きそば淡麗派と呼んでも差し支えないスッキリした味わい。
でも満足感はどっしりある。
むしろ味わいの重心は低い。
太麺の妙味が最大限に発揮されている。
麺をリフトアップする時の感触も、グラマラスな食感もドンズバ。
具とソースのマッチングもスバラシイ。
2020年は大変な年だったけれど、この焼そばに巡り逢うことが出来たのは大きな収穫の一つ。
長谷川の焼そばブラボー。



暖簾の「くて味」とあるのが気になってご店主に意味を訊いてみましたところ。
「今まで使っていた暖簾が古くなったので、前からあった暖簾に交換。くて味ってのはあまり意味がない」と云う説明がありました。
判ったような判らないような。
まあネットで調べれば何か出て来るかと思いましたがこれが皆無。
またお伺いして訊いてみなければなりませぬ。



このメインの看板の感じが滅多矢鱈に懐かしいと思いましたら神戸丸山の『天よし』の看板を思い出したのでした。
こちらもワタシの大阪マストイートになります。
またゆっくり伺います。
美味しかったです! 御馳走様でした!

長谷川
大阪府大阪市東成区中本5-26-6
平日
11:30~14:30
17:00~21:00
日曜祝日
11:30~15:00
月曜休