昨日テレビの番組で社会人のマナーチェック的な番組をやっておりまして。
その番組中で海鮮丼に醤油を回しかけて食べるのはマナー違反と云うシーンがありました。
理由としては「刺身に醤油をかけて食べない。
刺身を醤油につけるのがマナーだ」と云うことです。
ワタシは丼ならその丼の中で味付けも完結していてそれをかつかつと食べるのが丼ならではの醍醐味と思っております。
マナー違反なんですかそれ。
下品ですかワタシ。
ここにちょっと疑問を持ってFacebookやTwitterにその疑問を投稿して問いかけてみたところ炎上並みの多数のコメントを戴きました（Facebookで180以上、Twitterで50ほど）。
その殆どが「そのマナーの方がおかしい」と云う意見でありました。
海鮮丼ユーザーだけでなく海鮮丼を提供する飲食店の方からも同意を数多く戴きました。
結論として。
海鮮丼は各自が好きなように食うべし！
モチロン汚い食べ方や常軌を逸した食べ方（すぐには思い付きませんが）は論外で、食べたい人が食べたいように食べるのが正解に最も近い。
海鮮丼はそれで良いのです。
問題はそれを「マナーである」と放送したテレビ番組です。
ワタシはテレビで育ちました。
テレビを観ながら生きてきました。
イヤなことや悲しいことがあった時もテレビに救われました。
笑ったり共感したり応援したり納得したり時に怒ったり悲しんだり。
だからテレビにはとても感謝しています。
自分が出演者となって番組に出演したりもしましたのでほんの少しのシーンでも大勢の人が労力と時間をかけて作っているのも存じております。
だからこそそうした偏った見方で海鮮丼に醤油をかけるのを「それダメなヤツ」「マナー違反」と放送したことには憤りを感じます。
それを今後マナーとして定着させて行きたいと云う意図があったのでしょうか。
新社会人のマナーチェックと云う内容でしたのでどこかの企業では新人教育として海鮮丼に醤油をかけるのはマナー違反だと教えるのでしょうか。
ワタシの個人的見解ですが最近の若い皆さんはこすっからくなくて素直で人の意見にちゃんと耳を傾けてくれる人が多いと思っています。
その若い人達に偏見というか誰かの趣味と云うかそう云うのを押し付けないであげて欲しい。
最低限のマナーは必要ですがオーバーマナーは害毒でしかありません。
意見がある程度偏ったりブレたりするのは仕方がないとしてそれをそのまま垂れ流したりするのではなくしっかりとチェックを経て番組を作って欲しい。
音楽でも芸術でも料理でも番組制作でも作り手の熱意と創意工夫が問われるものです。
清濁併せ呑む、これを心して戴きたいと思います。
偉そうなことを申し上げましたご容赦ください。
こんなご時世ですのでついついちょっとしたことが大声になりがちです。
ワタシも清濁併せ呑むを心します。
ちなみにワタシが今まで食べた海鮮丼のナンバーワンは、記事冒頭にあります写真の沖縄本部町『海邦丸』の海ぶどう海鮮丼であります。
訪問時の記事はこちら。
ウマウマウー！
こちらはお店のあった施設の建て替えもあって暫く休業されておりましたが、2019年3月にリニューアルオープンされております。
今最も行きたい場所の一つです。
事態収束の暁には必ず伺いたいと思います。
ちなみに横浜橋『豊野丼』の海鮮丼は天丼ですのでツッコまないでください。
ちなみにちなみに海鮮丼と云う名前ではありませんが横浜市鶴見区駒岡『重寿司』の天然本マグロの合わせ丼（ガチ丼金賞）も、横浜市金沢区西柴『寿司駒』のバラちらし（ガチのっさんでお世話になりました）も忘れてはなりません。
ウマウマウー！
ああ早くまた食べ歩きしたいにゃー。
それまで踏ん張りどころだにゃー。
その日を晴れて迎えるためにも。
家にいます。
家にいましょう。
負けるもんですか。
疫病退散。