お正月にちょっくら行って参りましたシンガポール。
ワタシの人生最大のピンチについて書こうと思います。
大袈裟でありますがその時はホントに最大のピンチだと思ったのよ。
旅先では人間、浮かれるモノです。
この前日にiFLYと云うインドアスカイダイビングの施設で空中遊泳などして浮かれました
ですのでメガ・アドベンチャー・パーク Mega Adventure Parkなるアウトドアトラクション施設にも無謀に臨んだわけです。
普段なら絶対にお断りなのですがやはり浮かれておりました。
幾つかのアトラクションがありますが最初に挑戦したメガ・クライム Climbmaxにていきなりのピンチを迎えました。
ご説明致します。



これがそのメガ・クライムの一部の写真です。
5m、10m、15mの高さにそれぞれロープが張られていてその上を別のロープに掴まるなどして歩いてスタート地点までぐるっと回って帰ってくるわけです。
モチロン初級は高さ5m、写真の一番下のルート(上の高いヤツよりも1周が短い)に臨んだのですが。
ちょっと進んで柱の上の足場(人が2人くらい載れる)でワタシは動けなくなりました。
まずは右手の握力がなくなって腕も上がらなくなってしまいました。
ちょっとしたパニック状態に急激にと思います。
高いところはそんなに怖がるクチではないのですが5mほどの高さでも足が竦んで身体が震えてしまいました。
あんりゃまー。
そんなわけで気が動転しているワタシは下にいた修学旅行の学生達(モチロンシンガポールの人ね)に「Help, Please」と泣き言を申しましたところ係員に伝えてくれたようで(心から感謝します)進行方向からルートを遡って係員のお兄さんが来てくれました。
一応ちゃんと命綱みたいな装具は付いておりましたのでワタシの後で渋滞してしまった皆さん(本当にすみませんでした)を装具をカチャカチャ操作してまず先に行かせてあげて渋滞解消、さあワタシは下ろしてくれるのかと思いきや。
「ガンバッテ」
と背中をポンと叩かれてトライアル続行。
右手動かないんだけどと訴えても。
「ダイジョウブ」
と笑顔でレッツゴー。
そのガンバッテもダイジョウブも多分英語で云われたと思うのだけど意図だけ汲んでうひゃーと思ったのを覚えてるだけでして。
もう何だか開き直って進んだら何となく進めてゴールイン。
いやはや。
今思うとそんな大したことないと思いますが、その時は本当にどうなることやらと大慌てで御座いました。
浮かれているとこう云う目に遭う。
これまで以上に石橋を叩いて渡る慎重な人間として生きてゆく決意を致しました。
対して怖くなかったですか。
そうですよね。
失礼致しました。



そんな怖い目に遭ったのにその後のメガ・ジップ MegaZipはやりましたとさ。
この直前に身の竦むような恐怖を味わったと云うのにこの笑顔。
人間と云うのは本当に懲りないモノだと思います。
山の頂上(そんなに高くない・ゴール地点の海岸からカートで移動)から約450mの距離を海岸までロープに釣られた状態で滑走して降りて行きます。
これはもうただぶら下がっていれば良いので全然怖くないのです。
もう高所とかにマヒしていたかしら。
まあそんなわけでレッツゴー。



時速60kmくらいのスピードで海岸までシャーッと下ります。
写真だとあまりスピード感ないですが。



撮影は施設の自動カメラにて。
後で買うことになります。
写真でも何でもお金がかかります。
そう云うもんですよね。



下りてから食べたアイスキャンディーがウマかったです。



ウマウマウー!
美味しかったです! 御馳走様でした!
シンガポールネタ、まだ何かあると思いますので思い出したらまた書きます。
そんなわけで小野瀬雅生危機一髪のお話で御座いました。