ついつい先の事を考えると、『不安と心配』が先に立つこの頃。特に、商売をしていると、景気に敏感になってしまいます。株の売買もしていないのに毎日、ロイターのHPにて世界の市場をチェック。昔と違って今は、日本経済だけを見てても未来は見えない。流通や投資、つまりカネの流れは世界規模で秒単位で動いているのが現実。あまりにもハイスピードで何もかもが変化しているので、ついつい僕たちは、『取り残され感』をついつい抱いてしまい、『不安と心配』を抱いてしまいます。
こう云う時こそ『希望』を抱けると良いのだが。。。首相をはじめ政府すら『希望』に満ちた未来へとは、導いてくれない。
先ほど、テレビ番組で『西宮冷凍』のドラマを見ました。これは、約7年前に雪印食品が輸入肉を国産と偽って販売しようとした事件。当時、西宮冷凍の倉庫で雪印側が勝手に、輸入肉を国産パッケージに入れ替え偽装をする。偽装の際は、西宮冷凍の社長が留守の時に実行され、その事実を西宮冷凍社長は後で知る。社長は雪印に対して、いろいろと改善するよう働きかけるが、結局話しを聞いてもらえず、最終的に、告発。
その後、雪印食品は解散。西宮冷凍もいろいろな試練を受け結局、倒産。約2年後、社長達の努力で再建することになる。
ノンフィクションだけに、内容はとても現実味のあるドラマでした。実際に社長も登場されていたが、何か悟りを啓いた人は風貌も違って見えました。
会社が倒産した時、社長は『不安と心配』の毎日、しかしある人の一言で、再建と云う『希望』を抱き、それに向けて一生懸命、働いたそうです。
結局、自分の『信念』を曲げずに勤め、ふとした言葉に『希望』を抱き、最終的に乗り切る!これこそが、先が見えない今、必要なモノなのかもしれません。
明日は、天気に問題なければ、炎天下での空撮の作業があります。先週の熱中症は完全に直ったのですが、猛暑の中の作業なので、睡眠と水分補給は十分に!を合言葉にそろそろ寝ます。ではでは。