おのころ心平です。
聖母マリアと言えば、
イエス・キリストの母。
ビザンティン教会などの伝承によれば、
このマリア様の誕生日が
本日、9月8日だそうです。
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9月8日生まれはほかに
685年、唐の玄宗皇帝、
1971年、おのころ心平
(な、並べてしまってすみません(汗。。。)
***
歴史的なできごとで言えば
慶応4年9月8日に、
明治に改元、
1951年9月8日に
サンフランシスコ講和条約にて
吉田茂首相が安保条約に調印・・・。
ところで、
同じキリスト教でも、
「マリア」という存在に対しては、
カトリックと
プロテスタントで大きく違います。
カトリック教会では、
聖母マリアは、
神の子イエスの実母ですから、
絶対的な、特別扱いの「聖女」です。
「死後に昇天した」
「無原罪であった」
と教義にもあり、
人間でありながら死後昇天し、
また「無原罪の人」は、
マリア一人しか
認められていないんですって。
焼けてしまった
パリの「ノートルダム寺院」も、
「聖母マリア」を意味し、
カトリック信者が日常的に唱える
「ロザリオの祈り」もマリアへの追憶、
「アヴェ・マリア」も超有名な聖歌です。
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カトリック圏には、
「マリアの奇跡」
「マリアの出現伝説」
がたくさんあって、
中でも有名なのが、
フランスの「ルルドの泉」ですね。
中世のカトリックは
「キリスト教」というより
「マリア教」といった
色彩が強かったため、
宗教改革の起こった
プロテスタント運動では、
マリア信仰への強い批判もあって、
現在のプロテスタント各派には
「マリア崇拝」はありません。
教会よりも、
聖書そのものの方を上位に
置こうとしたプロテスタントたちは、
パウロやヨハネたちと同じく
マリアは、普通の人間である
と扱ったのです。
同じキリスト教なのに
えらい違いですよね。
***
聖母マリア絶対的人気の
カトリック教会は、
世界覇権の時代に、
各地の伝承宗教を
抱き込んでいく過程で、
エジプトの「イシス信仰」も
包含していった形跡があるそうです。
復活の女神イシスは、
キリスト教では、
復活を果たしたイエスの母として
描かれたというわけですね。
マリア、
玄宗皇帝、
明治改元、
安保条約、
復活の女神、
おのころ心平・・・
9月8日に思う
脈絡もない複雑怪奇なイメージ。
ああ、そんな日、
ココロを引き締めて
また一年がんばりまーす。
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