強すぎる光の、深すぎる影。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。

 

明日の夏至を前に、

 

今日は、今もたいへん

記憶に残っているケーススタディ

「強すぎる光の、深すぎる影」
について・・・。

 

***

 

70代男性。

一代で財をなし、

地元の名士で、

 

多くの寄付も行ない、

地位も名誉も

地元からの尊敬も手に入れた、

まさに成功物語を

絵に描いたような方でした。

 

見たところ、顔色も姿勢も

はつらつとしていて、何かの疾患を

患っていらっしゃる様子もない。

 

実際、健康診断も欠かさず、

フルマラソンも走れるほど

カラダも鍛えているので、

不調はないとのこと。

 

***

 

「何も問題はないように

思いますが……?」

 

と来所の理由を聞いてみたところ、

そのお答えは意外なところにありました。

 

「お恥ずかしながら

……妻が、うつを患いまして」


***

 

僕たちカウンセラーが

ピンとくるのは、


これは、この男性の何らかの

「防衛機制」が働いて、

 

その封印した心の闇が、

奥さんのほうに

現象化したケースかもしれない

ということです。

 

実際、そうかどうかは

カウンセリングの中でゆっくりと

確かめていくのですが、

 

「お恥ずかしながら」

 

という言葉遣いがすでに

それを示唆しています。

 

***

 

男性が理想を掲げ、

首尾一貫、生きていこうとすると、

 

自分は自分の理想なので

覚悟ができますが、

 

家族はそれほどの

覚悟ができていないことが多く、

 

妻や子供に無理な期待を

強いることになります。

 

そうすると、家族のひとりが

そのプレッシャーに負けしまい、

 

理想の対極にある

〝現実〞を見せてくれることが

あるのです。

 

***

 

自分をよく見せたい人たち、

・・・この男性の場合は、

地元の商工会、

市長さん、

議員さんでしょうか、

 

と、同じような境界線を家族に引くと、

 

自分ばかりか家族を

苦しめることになってしまいます。

 

この男性には、

自分の弱み、短所、過去の後悔など、

普通なら見つめたくないリストを

書き出してもらい、

 

それをもとに、

奥さんとたくさん話をしてもらう
ことにしてもらいました。

 

自分の弱い部分に

入っていけること、

それが本当の強み。

 

奥さんはきっと、

ご主人の弱みを

すべて引き受けてくれている

ほんとうに強い人なんです、と。

 

    ▼

 

アイビーマッピング
マスターたちが
リアル会場に大集結!!


 

・マッピングセッションあり、
・ワークショップあり、
・おのころ心平トークショーありの
マッピング三昧のイベントです。

さまざまな角度から
あなたのココロを整理整頓して
夏空のようにココロ晴れやかに
スッキリSummerをご体験下さい。
 

詳しくは、

★神戸会場、コチラから。

★東京会場、コチラから。