どこに怒りの地雷が埋まっているかわかりません。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。

 

いかにも不機嫌で

イライラを顔に出している人に、

「怒ってますか?」

と聞こうものなら

 

「何! 怒ってないよ!」

と怒号が帰ってきます。

 

明らかに怒っています。

 

 

けれど、本人は自分が

怒っていることに気づきません。

 

お酒を飲んで酔っ払っている人が

 

「いや〜全然酔っ払ってないから〜」

 

というのと似ています。

 

***

 

イライラしやすい人の潜在的な欲求は、

 

人より優位に立ちたいと思っていたり、

損をしたくないと思っていたり、

 

また運気を下げたくない

という観念に縛られていたり、

邪魔をされたくない…

 

…つまり、相手や状況が

自分にとってスムーズにいかないことが

許せないと感じる人です。

 

自分を尊重してほしいという思いが

強過ぎるために、

 

たとえそれがレジの順番であっても、

信号待ちであっても、

エレベーターが来るタイミングであってさえ、

イライラが発動します。

 

***

 

お店の店員の対応には

人一倍、敏感ですし、

 

お気に入りのプロ野球チームや

サッカーチームが負けていても

機嫌が悪くなり、

 

いったいどこに地雷が

埋まっているかわかりません。
 

要は、自分を粗末に扱うような状況が

許せないという意味で、

たいへん自意識過剰な人が多いです。

 

***

 

イライラしやすい人は、

かつてイライラ感情の中で

どっぷりつかって育ったか、
 

「早くしなければならない、負けてはならない」

 

という観念の中に長く身を置いたせいかで

イライラの感度が高くなっているのです。

 

「遅れをとる」ということに敏感で、
しかし、そういう人は逆に、

尊重されると非常に素直になります。

 

特別扱いや丁寧な物言いに対しても

感度が高いからです。
 

イライラしやすい人と上手につき合うためには

あまり深入りはせず、

敬意の念を持って適度な距離で

おつき合いすることです。

 

「おはようございます」とあいさつを

しっかり交わしたり、

相手が少し大変そうな時

(もちろん顔にイライラが表われている)など

周囲が敬遠している時にこそ、

 

進んで手伝ったりすると、

相手からの印象はぐーんと上がります。

 

イライラしやすい人は意外に

人情派なのでやさしさにとても敏感なのです。

 

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