怒りのしくみ。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。

 

人が怒る理由は

一言では言い表せませんが、

 

怒りっぽい人たちには

いくつかの共通点があります。

 

彼らは

自分が大事にしているルールが

破られると怒りを感じます。

 

また、

予期しない展開が起こった時にも

怒りを抱く傾向があります。

 

自分で解決できない状況になると、

その不安を抑えこもうとする力で

怒りが湧いてくるのです。

***


例えば、

 

締め切りを守ることを

非常に重要視している人は、

他人がそのルールを破ると

怒りを感じるものです。

 

自分が締め切りを守っているのに、

相手が守らないと思うと、

相手はルールを破っていると感じて

怒りが湧いてきます。

 

自分が大切にしているルールが

侵害されてしまったからですね。

 

そのため、

「締め切りを守らないのは何事だ!

社会人として失格だ!」

と言い過ぎてしまうこともありますが、

 

実際には相手にはそれ相応の理由があって

締め切りを守れない場合もあります。

 

***

 

しかし、一度こぶしを振り上げると
容易には下せないように、

 

言ってしまったなら、もう、

怒りの感情が止まらなくなります。

 

そうして自己正当化のアクセルが進むと、

客観的に状況を確認したり、

相手の事情を考えたりする余裕がなくなります。

 

その結果、相手の言い分を聞かずに

注意や抗議、時には暴言といった形で

怒りを相手にぶつけてしまうことになるのです。

***


しかし、例えば

数年前、オスカーの舞台で

ウィル・スミスさんがビンタをしたことは

大きな話題になりましたが、

 

彼の行動によって彼自身、謹慎処分を受けたり、

10年以上オスカーに出演できなくなったり、

舞台に出られなくなったりしました。

 

現代社会では、怒りを表現したら

それで終わりというわけではありませんが、

それでもそれなりの社会的制約を受けることに

なります。

 

***

 

立場のある人々は、

暴力や暴言といった形で

怒りを表現した瞬間に、

さまざまな制約を受けてしまう時代です。

 

そのため、

アンガー・コントロールや

アンガーマネジメントは

非常に重要になってきます。

ただし、社会生活において、

自分の内なる感情を我慢したり、

抑圧したりするだけで

解決するわけではありません。

 

これは難しい問題です。

 

ですから、

なぜ怒りが起こるのかを把握し、

学んでおくことは重要な

ポイントだと思います。

 

怒るカラダの浄化法。

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