おのころ心平です。
オフィスの資料の整理整頓をしていたら、
こんな手書きのイラストが出てまいりました。
むー、これは、以前執筆した、
の、幻の表紙のラフ案である模様。
（上手い下手を見てはいけませんよー）
このイラストを見ながら
当時の僕は、
何が表現したかったのかなぁ
と考えましたところ、
どうやらきっと、
毎日の日常の中で、
「ひとつずつ世界を
選択している私たち」
というのを描きたかったのです。
＊＊＊
パラレルワールド
（平行宇宙）という言葉をご存知ですか？
私たちが住む世界とは
少しずつ違う世界（宇宙）が
無限に存在するという
量子宇宙論における仮説です。
この道を右にゆくか、
左にゆくかの選択で、
右にゆけば、
右に行った世界が待っており、
左にゆけば、
左に行った世界が待っている…
当たり前のような話ですが、
平行宇宙論では、
それが同時に存在する、
と考えるのところが
不思議なのです。
＊＊＊
時間は川のように
流れるのではなく、
常に枝別れする
木のように流れており、
そこで無数の宇宙が
生まれると考えるのです。
（頭がこんがらがりそうですが、）
未来に対して開かれた
無数の可能性が
全て同等の現実性を持ち、
無限の数の別宇宙には
私たちの宇宙と
ほんの少ししか違わない世界が
時間的に横にずれた形で
無数に存在する・・・。
（はーい、なんとか想像してくださーい）
＊＊＊
まー、
並行宇宙論の専門書なんて読むと、
もう頭が爆発しそうになりますが、
要は、私たちは、
ふだんの何気ない選択によって
平行宇宙のひとつを
選んでるって考えるのです。
冒頭のイラストで
当時の僕は、たぶん、それを
表現したかったんですねーー。
毎日、少し幸せな選択を続けると、
結果、階段を上っていくような世界になり、
ブルーな選択を続けると、
世界はだんだん暗くなる。
何気ない毎日の選択で、
未来は決められる・・・
というわけですね。
今夜は上弦の半月。
あなたの選択が、あなたの未来を
よりよくしますように。
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