入梅(にゅうばい)と水毒(すいどく)。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。

 

今日は西日本からお天気回復の模様ですが、

 

季節の時候によれば、本日、入梅

 

「入梅」の読み方はにゅうばい。
暦を表す雑節の一つで、

入梅の「梅」は梅雨をあらわす言葉です。
 

気象庁発表の「梅雨入り」とは違って、

暦の用語です。
 

***

 

入梅は、春から夏への

移り変わりを示す季節で、
毎年6月10日or11日頃~夏至に

入るまでの時期を指すと言われています。
 

この時期、

おへその周りを指で押さえてみて、

へその上の部分にドクンッドクンッと

脈を大きく感じる場合、
 

それは、漢方では、
水毒(すいどく)
と診られることがあります。
 

***

 

水毒の予兆は、

 

●胃の辺りをたたくと、

ぽちゃぽちゃと水の音がする


●下腹部がぽっこりしている

●むくみやすい

●虫刺されのあとがなかなか消えない

●息切れしやすい

●胃がもたれる



●下まぶたがたるんでいる

●舌がぼてっとなる

●なかなかとれない疲労感がある

 

●季節の変わり目に鼻炎症状が出る

 

そして、

●梅雨の季節になると体調を崩す

 

などでチェックできます。

 

***

 

水毒は、

水の滞り、水滞、水気、宿水など、

体液の偏在が起こった状態、

 

つまり、体内水分代謝の

障害のことです。

 

血液、リンパ液、脳脊髄液、消化液、

細胞内液⇔細胞外液、

の流れに問題があるのですが、

 

流水腐敗せず、

の言葉通り、

 

流れのあるものは腐りませんが、

逆に、うっ滞すると

腐敗が始まります。

 

***

 

カラダは、

そんなものを体内には

置いておきたくないので、

 

炎症や「二次排泄」

という手段を使って

外に押し出そうとします。

 

***

 

二次排泄とは、

通常の一時排泄…便、小便、汗、

呼気以外の排泄作用。

 

二次排泄の代表症状が、

・アレルギー性鼻炎、

・冷え、

・めまい、

・片頭痛、

・アトピー、

・ぜんそく、

・むくみ、

・長年の便秘、

・睡眠障害、

・冷えを伴う腰痛

・耳鳴り、

・おりものなど。

 

***

 

おへその周りのマッサージ。

みぞおちの冷えをあたためる。

 

夏の冷たい水のとりすぎ対策にも
ぜひ取り組んでみましょう。

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