おのころ心平です。
朝の記事で書いたように、
顔さえも怒りに
縛られてしまうことが
あるのですが、
東洋医学の観点から見ると、
怒りの状態では
「気」が上部に集中し、
気の流れが上に向かってしまいます。
絵にすると、
逆三角形のような形になります。
僕は、怒っている時の気の姿を
「アンガーボディ」と呼んでいます。
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その状態では、イライラしていて
目の前のもの全てが邪魔に見えます。
怒りが頭に上昇し、
血が上にのぼる状況では、
下半身や腹部に十分な
「気」が行き届かなくなります。
その結果、転倒するなどの
トラブルが起こることもあります。
格闘家などが相手を
あえて挑発するのは
挑発すると頭に血が上がり、
相手の足元を狙いやすくなる
からですね。
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怒りは
あなたの正しさや
カラダのリズムを守るために
発動します。
ただ、その表れ方が
問題になりやすい。
多くは「不適正な怒り」
になって表れているからです。
これは、カラダの中で
不完全燃焼を起こします。
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不適切な怒りの特徴は、
「ターゲットがずれていること」
です。
その人に原因はないのに、
怒ることのできる相手に、
怒りをぶつけてしまう。
たとえば、
会社で嫌なことがあったご主人が、
奥さんに不機嫌に接したり。
イライラしているお母さんが、
子どもにきつく当たったり。
誰かのちょっとしたイライラが、
対象を少しずつずらして
怒りのドッジボールになって波及します。
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本来、意見を言うべき相手に
しっかり言えていないと、
ついターゲットをずらして
感情を解消してしまおうとするのです。
これはカラダの中で、
不適正な炎症を起こしてしまうのです。
今日は、
怒りについてのクロストーク、
配信しております。
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