いらいらのカラダへの作用。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。

 

朝の記事で書いたように、

 

顔さえも怒りに

縛られてしまうことが

あるのですが、

 

東洋医学の観点から見ると、

怒りの状態では

「気」が上部に集中し、

気の流れが上に向かってしまいます。

 

絵にすると、

逆三角形のような形になります。

 

 


僕は、怒っている時の気の姿を

「アンガーボディ」と呼んでいます。

 

***

 

その状態では、イライラしていて

目の前のもの全てが邪魔に見えます。


怒りが頭に上昇し、

血が上にのぼる状況では、

下半身や腹部に十分な

「気」が行き届かなくなります。

 

その結果、転倒するなどの

トラブルが起こることもあります。

 

格闘家などが相手を
あえて挑発するのは

 

挑発すると頭に血が上がり、

相手の足元を狙いやすくなる

からですね。

 

***


怒りは
あなたの正しさや

カラダのリズムを守るために

発動します。

ただ、その表れ方が

問題になりやすい。
 

多くは「不適正な怒り」

になって表れているからです。


これは、カラダの中で

不完全燃焼を起こします。

***


不適切な怒りの特徴は、

「ターゲットがずれていること」
です。
 

その人に原因はないのに、

怒ることのできる相手に、

怒りをぶつけてしまう。

たとえば、

会社で嫌なことがあったご主人が、

奥さんに不機嫌に接したり。
イライラしているお母さんが、

子どもにきつく当たったり。

誰かのちょっとしたイライラが、 

対象を少しずつずらして

怒りのドッジボールになって波及します。

***


本来、意見を言うべき相手に

しっかり言えていないと、

ついターゲットをずらして

感情を解消してしまおうとするのです。
 

これはカラダの中で、

不適正な炎症を起こしてしまうのです。

 

今日は、

怒りについてのクロストーク、
配信しております。

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※詳しくは、こちらへ。