おはようございます。
おのころ心平です。
仏教の教える
煩悩のなかには、
慢
過慢
慢過慢
我慢
増上慢
卑慢
邪慢
というのがあり、
それらを七慢と呼んでいます。
慢とは、他者と比較して
自らのココロにおこす驕りのこと。
それが根本的な
煩悩とされるのです。
***
他人と比べる驕り
という意味では、
自慢と我慢は
あまり変わらない、
ということ。
外側に表現することが「自慢」、
内側に秘めることが「我慢」だ
とみるならば、
エネルギーは同じようなもので
他人を嫌な気分にさせるか、
自分を嫌な気分にさせるかの違いだけ。
***
私たちは小さいころ、
みんなと仲良くしなきゃだめだ。
友達100人できるかな。
人類みな兄弟。
誰とでも話し合えばわかるもんだ。
と教わってきました。
でも、それは、
お釈迦さまやイエス・キリスト、
ガンジーやマザーテレサ
ならできたかもしれない。
誰とでも仲良くするなんて・・・
頭ではわかっていても
カラダは従いません。
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30年間、3万件以上の
カウンセリングの中で
嫌われたり、
対立したり、
言い争ったり、
相手を傷つけたり、
傷つけられたり・・・
そんなのが嫌で
怖くて、避けたくて、
それなら我慢して、
気持ちを抑圧して
カラダにため込む方がよいと、
そっちを選ぶ人が多いから、
病気というのは
なくならないんだなー、
と感じてきたりもしました。
***
でも、
人間関係ストレスというのは
相手か自分か、
どっちかが我慢するのが解決法、
というものでもありません。
相性や
相互理解レベルの違いで生じる
ストレスも、
上手に別物に変容させて、
カラダに溜まる毒素には
しないでおく方法があります。
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