おはようございます。
おのころ心平です。
ここ数日、
冷え込んでますので、
風邪症状で、お休みの方も
いらっしゃるかもしれません。
週末にはもっと気温が下がる
そうなので気をつけましょう。
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とはいえ、
僕は、風邪は時々ひいてもよい、
と考えています。
今日は、その考え方を、
代表作、「病気は才能」
より、お送りします。
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カラダ側から見た
「風邪の起こるしくみ」
をおさえておきましょう。
私達のカラダには、
知らず知らずに
毒素が溜まっていきます。
ちょっとドブ川をイメージしてください。
自分のカラダをドブ川になぞらえるのは
抵抗があるかもしれませんが、
この際、まぁだいたいそんなものだ
と覚悟して下さい。
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ドブ川の上の流れは
いつもきれいな水が流れていますが、
底のほうには、
ヘドロが溜まっています。
カラダで言うと、
血管壁、内臓脂肪、皮下脂肪などを
想像してもらえるとよいと思います。
普段、上の流れだけで
まかなっている
血流や内臓のキャパシティも、
ここ一番というときには
フル活用しなければならないときが
やって来ます。
(急な運動、無理を押しての仕事、
暴飲暴食はみな、カラダのキャパを
いつも以上に使おうとするときですね)
そんな時は、ざーっと一度、
底流に溜まったヘドロを
大掃除してやる必要が出てきます。
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風邪のウイルスは、
そういう時に溜まった
ヘドロをかき回しに
カラダに浸入してくるのです。
かき回されるので、
いったん川の流れはにごります。
体液中に浮き上がってきた
毒素を排泄するため、
カラダは下痢や嘔吐を起し、
また、発汗のために熱も出るのです。
つまり、内臓や血流の働きの
キャパを広げようとした時にこそ、
風邪をひくようになっているわけです。
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小さい子供は、
風邪をひくと高熱を出します。
これには親は
ハラハラさせられますが、
無事治ったとき、
その子の言葉がちょっと増えたり、
手足が少し器用になったり、
行動範囲が広がったり
していることに気づきます。
(これは、よく観察してないと
見落としやすいですが)
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私達のDNAには、
たくさんのウイルスのDNAが
刻み込まれているのを、
ご存知でしょうか?
これは、私達の祖先がさまざまな
ウイルス感染と戦い、
その中で生き残った人が、
ウイルスをそのまま
自分たちのカラダや
能力の進化に活かした
ということを物語っています。
いろんな試練を受け入れ、
それを人生の糧に
変えていくという意味では、
ココロも、そして、
カラダも同じようなしくみを
持っているのかもしれません。
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もちろん、
むやみやたらにひく風邪は、
単なる不摂生だったり、
暴飲暴食を続けた結果だったり。
そのような風邪のひき方は、
はっきり言って自業自得です。
ただ
「よりによって何で、こんなときに!」
ひく風邪ってありませんか?
そんな人に、
そっと教えてあげてください。
「風邪をひいたら、
あなたの能力がひとつ上がるんですよ」
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