よりによってこんな時にひく風邪。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。

 

ここ数日、

冷え込んでますので、

 

風邪症状で、お休みの方も

いらっしゃるかもしれません。

 

週末にはもっと気温が下がる

そうなので気をつけましょう。
 

***

 

とはいえ、

僕は、風邪は時々ひいてもよい、

と考えています。

 

今日は、その考え方を、
代表作、「病気は才能」

 

 

より、お送りします。

 

***

 

カラダ側から見た

「風邪の起こるしくみ」

をおさえておきましょう。


私達のカラダには、

知らず知らずに

毒素が溜まっていきます。

 

ちょっとドブ川をイメージしてください。

 

自分のカラダをドブ川になぞらえるのは

抵抗があるかもしれませんが、

この際、まぁだいたいそんなものだ

と覚悟して下さい。


***

 

ドブ川の上の流れは

いつもきれいな水が流れていますが、

 

底のほうには、

ヘドロが溜まっています。

 

カラダで言うと、

血管壁、内臓脂肪、皮下脂肪などを

想像してもらえるとよいと思います。


普段、上の流れだけで

まかなっている

血流や内臓のキャパシティも、

 

ここ一番というときには

フル活用しなければならないときが

やって来ます。

 

(急な運動、無理を押しての仕事、

暴飲暴食はみな、カラダのキャパを

いつも以上に使おうとするときですね)

 

そんな時は、ざーっと一度、

底流に溜まったヘドロを

大掃除してやる必要が出てきます。

 

***

 

風邪のウイルスは、

そういう時に溜まった

ヘドロをかき回しに

カラダに浸入してくるのです。

 

かき回されるので、

いったん川の流れはにごります。


体液中に浮き上がってきた

毒素を排泄するため、

 

カラダは下痢や嘔吐を起し、

また、発汗のために熱も出るのです。


つまり、内臓や血流の働きの

キャパを広げようとした時にこそ、

風邪をひくようになっているわけです。


***

 

小さい子供は、

風邪をひくと高熱を出します。

 

これには親は

ハラハラさせられますが、


無事治ったとき、

その子の言葉がちょっと増えたり、

手足が少し器用になったり、

行動範囲が広がったり

していることに気づきます。

(これは、よく観察してないと

見落としやすいですが)


***

 

私達のDNAには、

たくさんのウイルスのDNAが

刻み込まれているのを、

ご存知でしょうか?

 

これは、私達の祖先がさまざまな

ウイルス感染と戦い、

その中で生き残った人が、

 

ウイルスをそのまま

自分たちのカラダや

能力の進化に活かした

ということを物語っています。

 

いろんな試練を受け入れ、

それを人生の糧に

変えていくという意味では、

 

ココロも、そして、

カラダも同じようなしくみを

持っているのかもしれません。

 

***

 

もちろん、

むやみやたらにひく風邪は、

単なる不摂生だったり、

暴飲暴食を続けた結果だったり。

 

そのような風邪のひき方は、

はっきり言って自業自得です。


ただ

「よりによって何で、こんなときに!」

ひく風邪ってありませんか?

 

そんな人に、

そっと教えてあげてください。

 

「風邪をひいたら、

あなたの能力がひとつ上がるんですよ」

 

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