おのころ心平です。
「健康かどうかは、
視野の広さで決まるようだ。
視野が広がれば広がるほど
疲れは少ない。」
とは、ラルフ・ワルド・エマーソンの言葉。
ラルフ・ワルド・エマーソン
(1803年5月25日 - 1882年4月27日)
・・・アメリカ合衆国の思想家、哲学者、
作家、詩人、エッセイスト。
14歳のときにハーバード大学に入学。
18歳で大学を卒業し、兄が経営する女学校で教鞭をとる。
1825年、22歳のときにハーバード神学校に入学。
伝道資格を取得して牧師となり、各地で説教を行う。
1832年、ヨーロッパを旅行する。英国では、
ワーズワース、カーライル、コールリッジらと交わる。
帰国後は、ニューハンプシャー州コンコードに移り
執筆や講演活動を行い「コンコードの哲人」と呼ばれる。
***
視野の広さが健康かどうかを決める、
とは達観です。
鳥瞰(ちょうかん)、
Bird's eye view
という言葉は、ものごとの視野を広く、
上空から見るようにとらえる、
という意味です。
鳥たちが飛べる高さについて、
正確なデータはありませんが、
・スズメは、地上10~15m、
・カラスは、20m(その気になればカラス450m)
・ハトもやる気になれば100m
・タカやワシは1000m級
・アネハヅルやオオハクチョウは、8200m以上の山
(ヒマラヤ山脈など)を越えていくそうです。
飛べる高さによって、地上の視野が広がりますよね。
***
視点をポーンと上にあげると、
別の見方ができる…。
何かことが起こったとしても、
得てして人は、
自分の視点に固定されてしまいがち。
自分は動かず、
相手の視点が動くことを待ちます。
でも、
視点をぐーんと上に持っていくと、
相手と私、それをとりまく人たち、
という「状況」が見えてきます。
***
すると、その状況の中で、
いま自分をどう動かせばいいのか
という視点が得られるでしょう。
相手の視点でもない、
自分の視点でもない、
第3の視点、
というものがあるんですね。
あなたの視野が広がるとき、
問題解決のチャンスは
ぐぐーんと広がり、
それを日常的に
上手にこなしていると
毎日のストレスは、
だーいぶ減ります。
すなわち、
「健康かどうかは、
視野の広さで決まるようだ。
視野が広がれば広がるほど
疲れは少ない。」
というわけです。
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