腸敏感さん。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。

 

HSP
=Highly Sensitive Person

ハイリー・センシティブ・パーソン

 

という言葉は、

とても有名になりましたが、

 

「感覚処理感受性」

 

が非常に高い性質として、

脳の扁桃体の

過敏性が注目されています。

 

人口のおおよそ20%、

=5人に1人が

このHSP脳を持っているといわれ、

 

日本では、

 

敏感さん

繊細さん

 

として、

多数の本が出版されています。


***


ここで、

この敏感さん、繊細さんが

「腸」に起こった

と想定してみてください。

 

腸敏感さん

腸繊細さん

 

ですね。

 

医学的にはこれは、

IBSと言われます。

=irritable bowel syndrome

日本語訳では、

過敏性腸症候群です。

 

***

 

IBSの症状は様々ですが、

 

・下腹部痛、

・腹部膨満、

・ガス、

・便秘、

・下痢

 

がよくみられます。

 

***

 

IBSは大腸に腫瘍や炎症など

症状の原因となるような

病気がないにも関わらず

おなかの調子を崩しやすく、

 

上記の症状が

数ヵ月以上にわたって

続くことがあります。

排便することで楽になる腹痛と、

下痢や便秘などの

便通異常が主な症状です。

 

***

 

様々な物質や

感情的要素が引き金となって

起こると考えられますが、

 

近頃は、細菌の関与が

クローズアップされています。

 

「脳」と「腸が」、

脳腸ネットワークをもち、

常に情報を交換し合い、

 

互いに影響を及ぼし合う

関係にあることは

ずいぶん知られるようになりました。

 

この関係を

「脳腸相関」関係といいますが、

 

近年、脳腸相関には

腸にすみつく腸内細菌が

関係していることが

明らかになってきたのです。

 

いまでは、脳腸相関は、

 

脳+腸+腸内細菌相関

という新しい考え方に

なってきました。

 

感受性とは「腸」がつくるのか?

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