その不調は、はたしてその部分だけの問題なのだろうか。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。

 

あなたのカラダに起こる、

 

肩こり、

頭痛、

生理痛、

指先の乾燥、

肌荒れ、

口内炎、

動悸、

髪の毛の問題、

関節の痛み・・・

 

その不調は、

はたしてその部分だけの

問題なのでしょうか?

 

カラダの中の臓器とは、

どうつながって

いるのでしょうか?

 

***

 

はい。

 

肝臓、心臓、

すい臓、脾臓、

肺、腎臓…

 

これらのメジャーな臓器たちは、

 

自らがダメージを受けると、

カラダ全体に

致命的なことになるので、

 

ふだん、なるべくストレスを

関連する器官へと分散しています。

 

たとえば、

肝臓なら、目や筋肉です。

 

腎臓なら、

耳、髪、骨などです。


***

 

この辺、

東洋医学は非常に得意です。

 

東洋医学には、

五行色体(ごぎょうしきたい)表

という関係表があって、

 

 

各臓器に含まれる、

関連器官や作用を知ることができます。

 

五臓を中心とした

関連イメージを持つと、

カラダの相互作用が

わかりやすくなります。

 

***

 

東洋医学では、例えば、

 

肺の疾患は、大腸をととのえよ、

大腸の疾患は、呼吸をととのえよ、

 

といった治療方針がありますが、

 

カラダの臓腑に、

臓(ぞう) と 腑(ふ)で、


脾臓(陰) ⇔ 胃(陽)
心臓(陰) ⇔ 小腸(陽)
肺(陰)  ⇔ 大腸(陽)
腎臓(陰) ⇔ 膀胱(陽)
肝臓(陰) ⇔ 胆嚢(陽)

 

という「陰陽の関係」を

持たせているからです。

 

***


肝臓や心臓、腎臓といった

メジャーな臓器の方が

「陰」で、

 

胃とか小腸、大腸の方が

「陽」なんです。


臓は、

にくづき(つきへん)に

蔵(くら)と書きますね。

 

栄養を貯蔵する蔵(くら)なので、

陰なんです。


一方、腑は、

にくづきに府(ふ)。

 

大阪「府」とか

京都「府」とかの

商業都市・流通の中継地、

という意味があります。

 

流通なので動きがある。

だから、陽なんです。

 

***

 

昼間の時間帯に、

臓腑の「腑」の方に

太陽エネルギーが入り、

 

夜間の時間帯に、

臓腑の「臓」の方に

月のエネルギーが入る…。

 

五臓六腑の表裏で観る

カラダのつながりから、

陰陽バランスの不調により

生じる症状の考察ができるわけです。

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※ココロとカラダを結ぶ学び → コチラ