おのころ心平です。
僕の本棚にある、
『超人ゲーテの人生論』。
ゲーテの、すばらしく示唆に富んだ
「言葉」に満ち溢れた素敵な本です。
はじめに から抜粋しましょう。
***
わたしたちにとって
いちばん大切なことはなにか?
それは人間を理解することです。
他人との関係において
働く力を見極めることです。
政治や経済、あるいは文学や
哲学の問題を考えるのは二の次でいい。
わたしたちの人生と
心の動きを生み出す
「人間」そのものを
突き詰めるべきなのです。
***
政治や経済、
文学、哲学は二の次…
人間そのものに対する
理解を深めるべき…
うー、そうか、
実際そうだよなぁ、
と深く共感してしまいました。
また、
教養と知識の違いについても、
この本の編者は、
***
教養とは、
価値判断ができる
ということです。
何が一流で、
何が二流なのか?
何を読むべきで、
何を読むべきでないのか?
何を聴くべきで、
何を聴くべきでないのか?
教養とは、
守るべきものと
捨てていいものを
決定する指針です。
歴史と現実に向かう態度、
周囲との間合い、
作法にかなったものに対する礼儀、
それは資格や学力とも違います。
安易な自己啓発で
身につくようなものでもない。
コーチングの技術で
人生を乗り越えるようなものでもない。
そこには≪身体性≫が
伴わなければならない。
***
と述べています。
この本は、ゲーテの遺した
短い文章を集め、
そこに考察を加える
という格言集ですが、
1ページ、1ページ、
めくるたびに
自分がたくましくなるような、
そんな力強さを
感じさせてくれる本です。
言葉の力って…、
ほんとうにすごい。
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