何の気づきもないのに、治ってしまっていいんですか? | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。

 

「最強のココロの整理術」

アイビーマッピングとは、

 

個人の頭の中や、

胸のうち、

腹のうちにある

「もやもや」を

 

〝見える化〟して、

 

自分の思考・感情の

「認知」を促すツールです。

 

 

長年のカウンセリングの中で、

 

アイビーマッピングは

僕にとって欠かせない重要な

カウンセリング・メソッド

となっていきましたが、

 

***

 

でも、実を明かすと、

最初はカウンセリング用の

問診票の用紙がきれてしまって、

 

仕方なく白紙をつかって

問診したことがきっかけでした。

 

通常は、項目順に

アンケートを書いてもらって、

その間に僕は、

本番のカウンセリングや

セラピーの準備をしているわけですが、

 

そのときは、いきなりの

対面ヒアリングで始まりました。

 

アンケート項目も、

書き込みの枠もなく、

 

罫線のない白紙ですから、

縦も横もなく、走り書きのように

ヒアリングしたことを書いていったのが

放射状フォームのはじまりです。

 

    
 

忘れもしません。

来られた男性は50代。

 

20年来の強烈な便秘を抱えておられ、

週に2回出るか出ないかという訴えでした。

 

初回問診は、

あくまで状況把握ですから、

 

特に原因を追究する

つもりもないまま、

思い浮かぶことを

聞いていっただけです。

 

でも、

この「初のマッピング問診」とも言うべき

その体験が、鮮烈な結果となりました。

 

結論から言って、

 

そのクライアントさん、

僕との問診トークをした翌日から、

便が出るようになり、

 

それが1週間毎日出るので、

本人がびっくりされて電話を下さったのです。

 

***

 

「あ、あの・・・ま、毎日出るんですが・・・」

 

「はい?」

 

「毎朝、快便なんです。どうしましょう?」

 

「あっ。そうですか。それはよかったですね。この1週間毎日ですか?」

 

「そうなんです。ありがたいことではありますが、少し不安で・・・」

 

「え?ど、どうしてです?」

 

「だって、私、何も〝気づき〟らしいもの、ないんですけど・・・」

 

「・・・」

 

「・・・」(お互い沈黙)

 

「はは・・・・・・。」

 

***

 

動揺を押し隠しながら、

 

「でも、よかったじゃないですか・・・」

 

などとお茶を濁したものの、

 

僕自身の頭の中も、????? でした。

 

何らかの身体的・心理的原因があり、

それを取り除かねば、よい結果は得られない。
 

病気や症状には、

自分に気付かせる

何か重要なメッセージがあり、

 

それに気づき、

理解することが大事である・・・。

 

私たちは、

原因と結果の

「因果律」で考えるクセが

染みついていますので、

 

問題解決には、

原因追及が必ず必要と

思いがちです。

 

当時の僕も、

その考えにずいぶんと

染まっていました。

 

***

 

一生懸命ヒアリングして、

ココロの深層心理に

隠されている原因をあぶり出し、

 

その原因を特定したなら、

それに対する対処法を講じ、

それに沿った

行動変容プログラムを提供する。

 

その努力の結果、

成果が得られる・・・

 

***

 

しかし、この初の

マッピング問診でのケースは、

それを根底から覆すものでした。

 

どうやら、人間のココロは、

そう単純な「因果律」だけで

くくられるものではなさそう・・・。

 

僕らのココロは
ただ「あるがまま」を
受け入れてみるだけで、

すごいパワーを発揮できるのかもしれない。

 

ただ…、

 

その、あるがまま
受け入れてもらえる機会が

少なすぎるわけなんですね。

 

受け入れてもらう空間づくりのための傾聴メソッド!

      ▼

いよいよ明日締切りです!!

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