おのころ心平です。
本日、
13の月の暦、元旦にちなみ、
お参りについての
ある仮説をお送りします。
むかし、神道の先生の
勉強会に通っていたころ、
土地の磁場の高いところに
神社はつくられている、
日本列島を人体に例えるなら、
神社は、
経穴(ツボ)にようなものなのだ、
と。
へー。
***
なるほど、人体上の経穴には
電位があるとされていて、
そこに鍼をさしたり、
灸をすえることで
全体の経絡(気)の流れを
変えてゆくのが
鍼灸という技法。
・・・ということは、
神社にお参りにいくというのは、
日本列島のツボに
鍼をうちにいくようなもので、
あなたのそのお参りこそが、
列島の気の流れをよくし、
日本を元気にしてしまうということ…。
人体のツボの数は、一説には
一年と同じ365あるとされています。
これまた別に
勉強会に参加していた
東洋医学の先生に、
20代のころの若き僕は、無謀にも
こう質問したことがあります。
「経穴に効力があるのなら、
365すべてのツボに鍼を打ったら
いいのではないですか?」
「はあ…」
ため息をつく先生…。
「それでは【ツボ】の意味がなかろう。
君は、質と量の違いがわかっておらん」
***
はい、つまり
こういうことです。
365ある経穴のうち、
どこに鍼を打つか、
優先順位をつけて決めることによって、
経穴はツボになる、ということ。
何もかもをいっしょくたにして
同時並行で進めるのではなく
つねに優先順位をつけながら、
力の入れ具合に微妙な強弱をつけて、
丁寧に、ことに当たってゆくこと…
なるほど、
私たちの実生活や
病気になった時の健康食品や
サプリメントのとり方にも
どのタイミングで
何を優先順位にするかが重要ということ…
***
ひるがえって神社です。
日本列島には、
なんと8万8,000社以上もの
社があると言われています。
そのうち、有人神社
(神職者が常駐している社)は、
2万社程度だそうですが、
それでも、
人体上の経穴の数と比べれば
まーー膨大な数です。
八百万(やおよろず)の神
とはよく言ったもので、
くだんの神道の先生によれば、
「あなたがどの神社を
どんな意図でお参りするのか?
その相性が重要なのです」と。
神社参拝=鍼灸説。
あなたがその神社に参拝するには
きっと、深い意味がある、
という気がしてくる仮説です。
おのころ心平、
自然治癒力学校最後のセミナー。
※8月31日まで録画視聴可
※詳しくは、コチラ。