おはようございます。
おのころ心平です。
アレルギー、
重い鼻炎、
慢性疲労、
ひどい生理痛などの
身体症状を訴える人は、
他人の感情を
自分の内側に取り込む能力に
長けているケースが多いです。
つまり、
共感能力が高い人ほど、
副腎や下半身、とくに骨盤に
ストレスを溜めやすいと言えます。
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共感能力が高いというのは、
いい意味もあるいっぽうで、
他人に影響されやすい
ということでもあります。
こうした感受性を
そのままにしておくと、
他人の感情がカラダに
溜まったままになってしまい、
身体症状へと変換されてしまうのです。
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ここで考えたいのは、
共感力と共感のしすぎの違い
について。
誰しも人に認められたい
という承認欲求を持っています。
また、共感して相手を元気づけたい、
他人を励まして支えてあげたい
という気持ちも持っています。
ところが、それを
自分の「器」を超えてやってしまうと、
相手の依存を起こして、
相手の要求にエスカレーター式に
応えることになるということが
往々にしてあるのです。
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とくに、仕事として
カウンセラーやセラピストを
目指そうとしている人にとって言うなら、
これは、必ず通らざるを得ない
登竜門とも言えます。
「自分と他人をきちんと線引きする」
というのは非常に重要なことですが、
共感力の高い人の多くは
「どこまでもやってあげたい」
という気持ちが湧き上がることもあるものです。
そのとき、これは純粋に
他者愛からくる気持ちなのか、
それとも
「この人を支えてあげたら自分が満たされる」
という承認欲求で、そうしてしまっているのか
の見極めが大事です。
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気をつけてほしいのは、
相手の感情が入ってくるときに、
ちゃんと「自分の軸」を
残しておくということ。
自分の感情か相手の感情か
わからなくなってしまうようなときは、
どこかでパーソナルスペースを確保して
しっかり切り替えること必要です。
共感感情というのは、
いったん負のサイクルに入ってしまうと、
お互いの感情が感情を呼んで
大きくなっていってしまいます。
しまいに、
相手のせい
(これだけしてあげてるのに、なんなの!)
か、
自分のせい(自分を責める)
かになって、
後者の場合は、
自分のカラダにためてしまうことに
なるのです。
さあ、新しい関係の秘密を知りましょう。
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