共感力と共感のしすぎの違い。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。

 

アレルギー、

重い鼻炎、

慢性疲労、

ひどい生理痛などの

身体症状を訴える人は、

 

他人の感情を

自分の内側に取り込む能力に

長けているケースが多いです。

 

つまり、

 

共感能力が高い人ほど、

副腎や下半身、とくに骨盤に

ストレスを溜めやすいと言えます。

 

***


共感能力が高いというのは、

いい意味もあるいっぽうで、

 

他人に影響されやすい

ということでもあります。

 

こうした感受性を

そのままにしておくと、
他人の感情がカラダに

溜まったままになってしまい、

身体症状へと変換されてしまうのです。

 

***

 

ここで考えたいのは、

共感力共感のしすぎの違い

について。


誰しも人に認められたい

という承認欲求を持っています。

 

また、共感して相手を元気づけたい、

他人を励まして支えてあげたい

という気持ちも持っています。

 

ところが、それを

自分の「器」を超えてやってしまうと、

 

相手の依存を起こして、

相手の要求にエスカレーター式に

応えることになるということが

往々にしてあるのです。

 

***


とくに、仕事として

カウンセラーやセラピストを

目指そうとしている人にとって言うなら、

これは、必ず通らざるを得ない

登竜門とも言えます。

 

「自分と他人をきちんと線引きする」


というのは非常に重要なことですが、

共感力の高い人の多くは

「どこまでもやってあげたい」

という気持ちが湧き上がることもあるものです。

 

そのとき、これは純粋に

他者愛からくる気持ちなのか、

 

それとも

「この人を支えてあげたら自分が満たされる」

という承認欲求で、そうしてしまっているのか

の見極めが大事です。

 

***

 

気をつけてほしいのは、

相手の感情が入ってくるときに、

ちゃんと「自分の軸」

残しておくということ。

 

自分の感情か相手の感情か

わからなくなってしまうようなときは、

どこかでパーソナルスペースを確保して

しっかり切り替えること必要です。


共感感情というのは、

いったん負のサイクルに入ってしまうと、

お互いの感情が感情を呼んで

大きくなっていってしまいます。

 

しまいに、

相手のせい

(これだけしてあげてるのに、なんなの!)

 

か、

 

自分のせい(自分を責める)

かになって、

 

後者の場合は、

自分のカラダにためてしまうことに

なるのです。

 

さあ、新しい関係の秘密を知りましょう。

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