おのころ心平です。
精神分析学者の
ジークムント・フロイトが
「無意識」の領域を発見して以来、
ココロには
●自覚できるココロの領域と、
●自覚できない無意識の領域とがある
と考えられるようになりました。
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能力開発の世界では、
自覚できる領域を
「顕在意識」けんざいいしき、
自覚できない領域を
「潜在意識」せんざいいしき
といいますね。
そして顕在意識と潜在意識とでは、
その領域に圧倒的な差があるのです。
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顕在意識5% 対 潜在意識95%
なんていう比率をよく目にしますが、
もしこれが本当なら、
顕在意識の範囲で
全力でがんばったとしても、
潜在意識の力には
とうていおよびません。
なぜなら
強力なサイドブレーキをかけながら、
アクセルを踏むようなものだからです。
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健康でいたいと顕在意識で
強く思っていても、
もし、あなたの自覚の及ばない
ココロの奥=潜在意識の領域で、
「病気によって生じる状況を望んでいる」
としたら…?
僕は、29年間、
カウンセリングでは病気を扱いながらも、
実際には、その方の
ココロの深い領域に眠っている
シャドウ=影への
アプローチをおこなってきました。
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シャドウとは、
フロイトの弟子であった、
カール・グスタフ・ユングの提唱した
概念ですが、
簡単に言うと、
自分自身について
認めがたい部分、
その人の人生において
生きてこられなかった部分を表すもの
とされています。
***
日の当たる
顕在意識の背景には
つねに
それを支える影が生じています。
そして、
日射しが強ければ強いほど、
影も濃くなります。
この影にこそ、
病気の理由や
人間関係トラブルの原因が
隠れていることが多いのです。
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他人に対して感じる
“いらだち”や”不快感”は、
自分がどんな人間なのかを
教えてくれる。
カール・グスタフ・ユング(1875-1961)の言葉。
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コロナ禍が明けて、
職場や子供の保護者同士の付き合いなど、
新たな人間関係が始まり、
あなたを取り巻く「人間関係図」に
大きな変化が起こる時期です。
今こそ、あなた自身の潜在意識に問いかけ、
あなた自身、心が軽やかになる
人間関係クレド(信条)をつくっていきましょう。
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