おのころ心平です。
肝臓の断面を輪切りにし、
下から見ると、
六角形構造をした
「肝小葉」という組織が表れます。
肝小葉は
およそ50万個の肝細胞で構成され、
その中心を中心静脈が通っています。
肝硬変になると、
六角構造が壊れ、
五角形などになるそうです。
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さて、
小腸で吸収された門脈血は、
肝臓の下から入って上昇するように
肝臓内を進んでいきます。
門脈と肝動脈から流入した血液は、
肝小葉内の毛細血管に入って
代謝・解毒作用を受けた後、
中心静脈に注ぎ、
さらに肝静脈と下大静脈を通って
心臓へと入っていきます。
肝臓の血液の流れは、
重力に逆らって進むのです
が、その秘密は、
冒頭の六角形構造にある、
と、僕はにらんでおります。
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六角形は、
蜂の巣にみられるように、
正六角形
(または正六角柱)を隙間なく並べた
構造であるハニカム構造をつくります。
ハニカム自体、英語で
「ミツバチの櫛(=蜂の巣)」という意味であり、
多くの蜂の巣がこのような形を
していることから名付けられました。
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また六芒星と言えば、
6つの角をもつ
パワフルで神秘的な紋章。
ダビデの星として、
イスラエルの国旗にも使われています。
六角形には、
重力=プレッシャー
を開放する力がある・・・。
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ちなみに、
怒りは肝臓
とよく言われますが、
怒っている気の状態は、
「逆上する」という表現があるように
「気」が上部に集中し、
カラダの「気の形」は逆三角形になります。
いっぽう、不安や恐れが強いとき、
気は下降し、三角形になります。
怒り△と恐れ▽が組み合わさると、
六角形になりますが、
これが肝臓の六角構造を
不安定にさせるのです。
そんなココロとカラダのお話し満載です。
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