おのころ心平です。
東洋医学では、五臓である
肝臓
心臓
脾臓
肺臓
腎臓に、
以下のような関係性をおいています。
時計回りの、
まる矢印の方向で
肝臓が、心臓を育てる
心臓が、脾臓を育てる
脾臓が、肺臓を育てる
肺臓が、腎臓を育てる
腎臓が、肝臓を育てる
以上が、
相生(そうせい)の関係。
星形のまっすぐ矢印の方向で
肝臓が、脾臓の働きすぎにブレーキを踏む
脾臓が、腎臓の働きすぎにブレーキを踏む、
腎臓が、心臓の働きすぎにブレーキを踏む、
心臓が、肺臓の働きすぎにブレーキを踏む、
肺臓が、肝臓の働きすぎにブレーキを踏む
以上が、
相剋(そうこく)の関係。
***
全体にバランスがとれるように、
五臓がそれぞれに
持ちつ持たれつの
関係を持たせているのです。
次にこちら↓
こちらも東洋医学で
用いられる五行色体表です。
注目していただきたいのは、
春 肝臓 怒る
夏 心臓 笑う
土用 脾臓 思う
秋 肺臓 憂う
冬 腎臓 恐る
という関係。
さっきの
肺臓が、
肝臓の働きすぎに
ブレーキを踏む
という相剋の関係を用いるなら、
肝臓の、
怒る(いらいら)
のブレーキを踏むのは、
肺臓の、
憂う(うれう)
という感情ということになります。
***
ここから
考えられることはまず、
ふーーっと、
ため息でもいいので、
大きく息を吐き出すことが、
いらいらを解除する方法かもということ。
もう一つは、
憂うとは、
憂鬱の「憂」なので
基本あまり明るい
意味ではないですが、
にんべんをつけると、
優
となります。
優しさ…。
やっぱり…。
ひとへの優しさが、
いらいら対処の
最良の方法ということか…。
いらいらしたら、
いらいらさせたその相手には
むずかしいかもしれないので、
誰かほかの人に優しく接して、
まわりまわって帳尻を
合わせましょう。
それで少なくともカラダへの
いらいらの蓄積は
避けることができますからー。
セラピストマインドに革命を。
▼
※詳しくは、コチラから。