おはようございます。
おのころ心平です。
春分前の土日…
季節が一巡し、
冬から春へ移り変わりが
完了する時期、
カラダの中でも、
腎臓から肝臓へ、
いよいよ主役が
バトンタッチされていきます。
これがうまく
リレーされればよいのですが、
カラダの中で、
「まだ冬で寒いんだから」
と腎臓が主役を渡さないか、
と強引に肝臓が主役を奪うか、
そんな対立が起こる場合、
この両者の間を取り持つ「脾臓」が、
必要以上にがんばらなければ
ならなくなります。
脾臓=免疫の中心が、
がんばりすぎるとどうなるでしょう?
過剰な免疫は、
アレルギー症状を引き起こします。
脾臓が腎臓側に立ったとき、
水分を過剰に放出します。
脾臓が肝臓側に立ったとき、
熱を過剰に放出します。
これが混ぜあって、
かゆくて、水分が多くて、
熱を持つような鼻炎症状が
起こってくるのです。
***
さて、五行陰陽説はさらに、
感情の混ぜ合わせも教えてくれます。
腎臓には、恐れ、
肝臓には、怒り、いらだち
脾臓には、不安、動揺
といった感情ストレスが、
それぞれ反映します。
恐れ(保守)と
怒り(革新)の間で、
不安と動揺が強くなってくる。
ズバリ、花粉症のココロは、
これを混ぜあわせたような気持ち、
早く適合しなくては、といういらだち、
そして、
この2つのココロの間を
揺れ動く「不安感」が、
その正体なのです。
***
春先というのは、
1年のうちの
もっとも大きい季節の移り変わりなので、
カラダの内側でも、
会社と同様、年度決算が行われます。
要らないものを棚卸して、
去年までの自分を整理できている人は、
恐れも焦りも、いらだちもなく、
花粉症とも無縁です。
逆に、これまでの1年で不要に
蓄積したものをうまく捨てきれない人は、
カラダが重たくてうまく足が前に出ず、
それがイライラの原因となって、
結果、アレルギー体質を醸造します。
花粉症…
毎年、あなたを悩ませるこの症状。
その対策として、
今日、明日、
出来る範囲の身辺整理を
しておきましょう。
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