おはようございます。
おのころ心平です。
昨日の、呼吸は
吐く方が楽?
吸う方が楽?に続き、
呼吸の意味論を考えてみたいと
思います。
僕は、これまで、
ずーーと息を
はきっぱなしの人を
見たことないし、
ずーーと
吸いっぱなしの人も
見たこともないのですが、
あなたは、見たことありますか?
なぜ、私たちは、
はいて吸って、はいて吸って、
これを延々と繰り返すのか?
生命誕生から
38億年もたつというのに、
酸素だけがほしいのなら、
とっくの昔にカラダに
「酸素製造器官」
をつくっているでしょう・・・。
でも、そうはならなかった…
そこにこそ
呼吸の意味があります。
はいて、吸って、
を繰り返すところに
呼吸の真髄があるのです。
***
★はく息=これ、すなわち自己表現。
体内の細胞が
それぞれに表現した情報を
肺に集め、大気に還元する
★吸う息=これ、すなわち情報収集。
生きとし生けるものすべてが、
はく息を通じて自己表現された結果、
それが今の大気をつくっている。
呼吸とは、自己表現と情報収集の繰り返し。
***
生命の無意識の
自己表現の集まりが大気だとするなら、
僕は、大気とは、
まさにユングのいう
集合的無意識じゃないのか、
と思うのです。
はく息が長いほど、
長生き、なんて言いますが、
逆に、吸う方が優位になると、
呼吸は浅くなります。
***
自律神経失調症の方に、
呼吸の問題が現れやすい
のをご存知でしょうか?
あるいは、過換気症候群
という症状を知っていますか?
僕は、
周りの情報に圧倒されて、
自己表現とのバランスが
十分にとれていない時、
その葛藤が呼吸に現れる、
と見ています。
というわけで、
日常セラピー!
十分、
息をはいてみましょう。
それは、すなわち、
自己表現なのです。
そして、
ゆっくり時間をかけて
息を吸い込んでみましょう。
ゆっくり吸えば、
あなたの気管支が
情報の必要・不必要を
しっかり振り分け、
誰かの大切な
自己表現情報が
あなたのカラダの中で、
化学変化を起こし、
あなたの自然治癒力にスイッチを
入れてくれるかもしれません。
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