おのころ心平です。
29年に及ぶ
カウンセリングの中で、
さまざまな痛みの種類を共有し、
その脱出法をクライアントさんと
いっしょに考えてきた僕は、
「痛み」とは
非常に個性的で
パーソナルなものだ、
という認識に至りました。
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たとえば整形外科では、
レントゲンやCT、
MRIで映る構造的な問題と
患者さんの訴えとが
必ずしも一致しないことは、
よく起こることだそうです。
それはたとえば腰椎に
ヘルニアが発見されても、
痛みが生じていない患者さんのケースは
ありうるとのこと。
逆に、器質的には何も異常はないのに、
激しい痛みを訴えることもあります。
つまり、
「正常からずれているから」、
「ゆがんでいるから」
といって、痛みや症状が起こるわけではない、
ということです。
ゆがみやひずみは結果であって、
それが原因ではないのです。
***
そもそも痛みというもの自体、
胃痛、頭痛、生理痛から、
腕の痛み、首の痛み、腰の痛み、
ひざの痛みなど多種多様です。
関節痛も、
痛風やリウマチとなっては、
もう普通の痛みではありません。
盲腸、胆石、腎臓結石、
狭心症の痛みや
群発頭痛などは我慢せずに、
一刻も早く病院に行くべきでしょう。
***
考えてみるに、
多種多様な痛みが、
同じ方法ですべて治ってしまうようでは、
人間の個性とはいったいなんでしょう?
ということになります。
もしも、なんでも同じ方法で治る
というようなことになれば、
人間はココロを持たないロボットだ、
という宣言に等しい。
僕は逆に、
個性があるからこそ、
痛みや自覚症状は
起こるのだ、
と考えています。
だから、治し方も人それぞれ。
自分の体質や個性を見極めない限り、
痛みの根本治癒はむずかしいと
思うのです。
痛みには心の関与が大きい。
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