おのころ心平です。
脳の中に
1000億個あると言われる
神経細胞。
神経細胞は、
他の細胞のように
新陳代謝をせず、
その代わり、毎夜
寝静まったころに、
ぎゅっと身を縮めて
老廃物を細胞外に排出します。
そのうちの代表的なものが
アミロイドβです。
40歳前後から
脳の老化は始まっているので
アミロイドβが溜まり始めます。
しかし、まだ40代では
このゴミを除去する働きの方が
強いのです。
ところがこの機能が
60歳を過ぎた頃から
衰えてきます。
40代から十数年かけて
アミロイドβが溜まって、
蓄積が多ければ多いほど、
60~90代で、
アルツハイマー病を発症するのです。
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個人差は大きいですが、
基本的なことを言うなら
脳内にゴミが溜まり、
その容量を超えると
引き起こすということです。
一日4~6時間の
短時間睡眠が続くと、
アミロイドβの蓄積が一定量
上がると言われています。
脳の中には
脳脊髄液(のうせきずいえき)と
呼ばれる液体が流れており、
この液体が
睡眠時にすごい流速で、
脳の中に溜まった
老廃物を押し流してくれます。
この老廃物の中に、
アミロイドβが含まれています。
ですから、
深い睡眠をとれていない人は、
脳の中に老廃物が溜まることで、
アルツハイマー病になる確率も
高くなってしまうというわけです。
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働き盛りの40~50代で
睡眠不足だった人は、
適切な睡眠時間を
確保していた人と比べると、
認知症のリスクが高いと考えられます。
認知症は、生活習慣病です。
40代、50代からの予防生活が
大きくものを言います。
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