おのころ心平です。
ちょっと、平均台にのるのを
イメージして見て下さい。
平均台は、
その人のバランス感覚を試す
恰好のシチュエーションですね。
あの狭くて細ーい場所に
自分の身を置くという時に
バランス感覚は、
如実に機能します。
そして、その時、
僕らの動きはとても
ぎこちなくなります。
***
でもね、
これは実際の平均台でなくとも、
例えば、地面に細い二本の線をひいて、
その間をはみ出さないように歩きなさい
と言われただけでも、生じます。
つまり、
何かからはみ出しちゃいけない、
と強く思う時に、
機能するのがバランス感覚なのです。
もっと言えば、
決められた範囲、
決められたレールの上、
求められる役割や、
肩書き、
誰かの期待、
などから
「はみ出してはいけない」
と強く思うときですね。
はみ出さないように、
慎重に、
ルールに触れないように、
無難に。
なんだかね、
とってもせつなくて
健気(けなげ)なんです、
バランス感覚って。
***
逆に言うとですよ、
めまい、
船酔い、
車酔い、
立ちくらみのような
平衡感覚を失うような症状が
訴えるメッセージとは、
ふだんいかに狭い範囲、
狭いルールの上に
自分をしばっているかの
象徴のようなものなのです。
ふだんの束縛に対する
ささやかな抵抗
と言ってもいいかも知れない。
自分でアルコールに酔って
千鳥足になるときも、そうですね。
***
柔軟性があり、
許容範囲が広いが、
ある線は崩さない。
こんな人には、
凛としたバランス感覚が
宿ります。
予定調和的なものではない、
真のバランス感覚を磨くには
どんな方法があるのでしょうか?
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