親が我慢している分だけ、子どもがそれを表現してくれる。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。

 

「こら、だめでしょ!」

「何度言ったらわかるの!」
「そっち行っちゃ危ないでしょ!」

「もう、いい加減にしなさい!」


こんな言葉、自分の子ども以外の

人間関係で言えるでしょうか?
 

上司に向かって、

「あっち行きなさい」

とは言えませんよね。

 

お姑さんに向かって、

「もう、わがままなんだから」なんて

(本当は思っていても)

 

口に出して言ったら、
ちょっとその後の関係が恐い。
 

その点、小さな子どもは、

どれだけ叱っても、

親を嫌いにはならない。距離をあけない。

 

その信頼を、

 

親はわかっているので、

叱るというより、

自分の気分を子どもに
ぶつけてしまう。

 

それでも大丈夫だと・・・。

(うー、確実に親の方が

癒されていたりして・・・)

 

***

 

シュタイナー教育関連の本によれば、



7歳までの子どもは、

お父さん・お母さんと

感情を共有しているそうです。

 

近くにいるいないに関わらず、

ほとんど家に帰らない父親とも、
感情ではつながっています。


子どもは、

その感情共有能力を通じて

家庭のストレスというのを

吸収してくれます。

 

お父さんが倒れる前に、

お母さんが倒れる前に、

子どもが先に、

高熱や湿疹でわかりやすく、

家庭にたまったストレスを
ガス抜きしてくれます。

 

伸びしろが、うんとある子どもの方が、

親よりもストレスを開放する余力がある。

 

***

 

子どもは笑うし、泣くし、

大声出すし、暴れるし、

熱を出すときも高熱です。

ココロもカラダも表現力豊かですね。

それに引き換え大人になると、

涙をこらえ、含み笑いをし、

酒を飲むと暴れるときもあるけど、

風邪もひき切らないで熱は微熱。

なんかいつも小出しです。

 

***

 

つまり、我慢して、

忍耐強い両親にこそ、

はじけて自己表現豊かな子どもが

生まれてくることも多いです。

(ココロも、カラダも)

 

「この子は風邪ばっかりひいて、

本当にカラダが弱いんです」


というお母さんには、

2つの心理が働いています。

ひとつ、

この子のせいで、私が大変だ。

ひとつ、自分もこの子みたいに

風邪をひいてゆっくり誰かに甘えたいわ。


はい・・・。

 

子どものカラダに何かサインが出たときは、

お父さんもお母さんも、

自分の感情を見つめるチャンスです。

 

親が心の奥に

封印しているものの分だけ、

子どもがそれを表現してくれて、

家族全体のバランスを

とろうとするのですから・・・。

 

***

 

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