「異常なし」と言われて、逆にもんもんする。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。


僕のクライアントさんに、

 

早寝早起き、

少食・腹八分目を心がけ、

深酒はしないし、

 

もちろんたばこも吸わない、

毎日のヨガとウォーキングは欠かさず、

お風呂にもなるべくゆっくり時間をとる

 

という女性がいました。

生活習慣としては申し分ありません。

 

けれど、彼女はこう言います。

 

「規則正しく、なるべくストレスも

溜めないようにして

生活しているつもりです。

 

なのに、

私、どうしてこんなにカラダが

弱いんでしょうか…」

 

***


彼女の症状は、

 

むくみ、

息切れ、

胃痛、

腹痛、

じんましん、

重い生理痛、

梅雨の季節になると体調を崩くずす、

下まぶたがたるむ、


口内炎がなかなか治らない、

たまに腰痛と関節痛が起こり、

疲労感と頭重感がとれない

 

といいます。


虫刺されの跡が

なかなか消えないのも悩みの種。

 

***


僕から見れば、

これは東洋医学で言う

「水毒」です。

 

けれど、

もしも西洋医学の病院を

受診しても、これといった病名までは

出ないでしょう。

 

むしろ、

「異常なしです」と言われて、

かえってもんもんとするかもしれません。

 

***

 

彼女としては、

正直、この生活習慣で

この結果はなぜなのか? 

これ以上どうすればいいというのか? 

という気持ちでしょう。

 

たしかに現代生活においては、

まれに見る正しい生活習慣です。


本来なら、もっとカラダの爽快感を

感じられてよいはずなのに…。

 

***

 

「おのころ先生、あのですね…」

 

彼女が口火を切りました。


「腹黒い政治家や

悪徳企業のトップが、

のうのうと元気そうに

している姿を見ると、

 

なんでまじめに生活している私が

こんなにつらいの? 

って、怒りがこみ上げてくる

ことがあるんです。

 

世の中、不公平じゃないですか?」

(うう、なるほど、それはそうですね…)


***

 

でも、あえて、

僕は聞いてみました。


「あなたは何をしているときに

『あ、幸せだなぁ』と感じますか?」

 

「え…?」

 

(そんなの急に聞かれても…)
という戸惑いは、すぐにわかります。

 

幸せについて聞かれて、

そんな質問自体が心外だ

という気持ちが顔に表れる人ほど、

カラダは不調な場合が多いのです。

 

規則正しい生活は、

誰も文句は言えない。

 

けれど、

精神的な我慢の影響の方が、

肉体的な正しい生活習慣の効果を

上回ってしまっていれば、


つまり、

ストイックな精神状態が

カラダを縛ばっているならば、


カラダは思うように

反応してくれないこともあるのです。

 

***

 

予告!

  ↓

 

※あさって、リリース開始です。