おのころ心平です。
目の疲れやすさや老眼・・・、
それは、頭蓋骨のずれが
原因だったりすることがあります。
頭蓋骨って、
たくさんのパーツでできていて、
なかでも、蝶形骨がゆるんでくると、
目の症状、耳の症状、
歯の症状などが連動して
現われやすくなります。
心理的に見れば、
目の症状というのは、
「がんばり屋さん」
に出ることが多いです。
・目の充血、
・結膜炎、
・眼精疲労、
・眼圧があがる緑内障
などもそう。
目に出る人は、
めちゃくちゃがんばるけど、
しんどいっていう感じを
あまり表に出しません。
***
逆に、これくらい私はへっちゃら
とか、
私の潜在能力は
まだまだこんなもんじゃない、
とか。
そして、クールを装いながら、
きっちり周囲を観察しています。
自分がいつも
一生懸命になっているだけに、
サボっていたり、
甘えていたり、
愚痴ばかり言っている人を見ると、
なんだか腹が立ってきます。
***
目の症状は
「見たくないものを見ない」
潜在意識の表れと考えがちですが、
僕の経験では、
「自分の中の弱みを見せない」
という方のほうが多かったです。
〔右目〕
クールに演じている
自分を壊したくない。
これだけ頑張っている
泥臭い自分を、悟らせない。
〔左目〕
ココロの動揺を
見透かされたくない。
私の本音を、
相手に悟られたくない…。
目は、口ほどに
モノを言うといいますが、
目の症状ほど、
目がモノ言ってしまっている
ときはありません。
***
「いつも人の相談に
のってばかりなんです。
なんか頼られるっていうか、
強そうに見られるんですよね。
私、そんなに、強くないのに」
緑内障のお悩みで来られたAさんは、
こうおっしゃっていました。
軽く見られまい、
軽く扱われたくないという姿勢で、
がんばり、人一倍に気を遣い、
人一倍に働いてきた。
でも、ふと気づくと、
周囲の私へのイメージと、
本当は弱い自分とのはざまで
「あれ、なんだか、
自分ばっかりがんばってない?」
と気づく。
何のためのがんばりなのか、
そして、
何を見透かされたくないのか?
***
長女として親の期待を
背負って育ったAさんは、
「甘えている自分」
に許可を出せずにいたのです。
■目の症状の欲求
自分だって甘えたい、
そんな私にも「OK」を出したい。
■症状へのアクション処方
自分の弱さをちゃんと認める。
本当に強い人にはそれができる。
Aさんは、僕のところへ相談に来て
「ココロの弱みを吐き出した」という
経験をきっかけに
(ただそれだけのことで)
目の症状から
ずいぶんと解放されました。
人には誰しも、
自分の弱みを打ち明ける相手
というのが、
必要なのかもしれません。
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