おのころ心平です。
日本を含む東アジアは
「胃がん」が世界一多い地域です。
発症率は北米の7倍。
中でもとくに発症率が
高い国が日本です。
胃がん発症に関与するピロリ菌には、
東アジア型と欧米型があります。
東アジア型の方が
胃がんを起こす力が強いとされています。
ピロリ菌に
感染している人の割合は
男性も女性も同じですが、
胃がんは男性に多いです。
喫煙の関与が指摘されています。
ちなみに、十二指腸潰瘍を患った人は
胃がんになりにくい傾向があります。
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日本人の腸は、欧米人に比べて
2mほども長くなっています。
これは動物性タンパク質と
脂肪の少ない食生活が長かった
記憶が反映し、
日本人の腸は表面積を大きくし、
吸収する場所を広げて吸収量を
増やすために長くなった
と考えられています。
牛乳などに含まれる乳糖を
分解することができない体質を
「乳糖不耐症」といいますが、
日本人を含む大部分の黄色人種は、
およそ7〜9割が「乳糖不耐症」
とされています。
北欧や西欧の白人は、
乳糖不耐症は1割ちょっとしかいません。
また日本人は、成人以降に牛乳を
分解できなくなる人が極めて
多い特異な体質となっています。
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大腸がんは欧米で多いがんですが、
日本でも50年間のうちに
10倍近く増えています。
特に日本人は、欧米人とくらべて
飲酒と喫煙による大腸がんが多い
と考えられています。
臓器の気持ちを知る
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