おのころ心平です。
あるドクターの臨床研究では、
右乳がんと左乳がんでは、
その患者さんのストレスの質が
違うそうです。
右乳がんの患者さんには、
家庭内の問題が長年にわたって
続いているケースが多いそうです。
それだけでなく、
問題はそれをなかなか
人に相談しないこと。
だから、ストレスが原因だと
本人もあまり自覚しないし、
認めないことが多いのだそうです。
一方、左乳がんの患者さんは、
オープンマインドなんですが、
相手の気持ちを優先する人が多い。
人のために動いて、結果、
肉体疲労や肉体の酷使につながって、
過剰なストレスがカラダのバランスを壊す
という例が多いのだそうです。
右は、長年の精神的ストレス、
左は、肉体的なストレス、
ということなんですね。
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ところであなたは、
奈良の大仏を
見たことがありますか?
奈良の大仏は、
右手を前に構えて、
左手を受け手にしています。
このポーズ、
右を発信
左を受信
にしていると見ることができます。
これは人間のカラダでも
同じように考えることができます。
右側が自己発信
左側が受容
人間関係で積極的に
自分をアピールするなら右側から、
相手の気持ちやいろんな状況に
共感するなら左側。
自己アピールや
才能を抑圧してしまうと、
それがはね返って、
右の乳房にたまります。
逆に、受け身ばかりで、
それが自分の許容量を越えると、
そのエネルギーは
左乳房にたまります。
***
左右のパターンは、
一概には言えませんが、
右には男性性エネルギーの課題が、
左には女性性エネルギーの課題が出やすい
と言われています。
さきほどの臨床研究の例で言うと、
右の乳がんの患者さんたちには、
論理的で理性的な人が多い。
それで、問題や課題は
「自分で解決すべきもの」
と考えるんですね。
左の乳がんの患者さんたちには、
相手の気持ちを思いやる、
やさしいタイプの人が多い。
無理な頼まれごとでも、
なかなか断れない。
相手のストレスを引き受けて、
それが自分の内側に
たまってしまうのです。
***
これは乳がんにまで至らなくても、
乳房ののう胞や乳腺炎、
ホルモンからくる乳腺症など、
しこりや痛みの原因はさまざまですが、
左右どちらかという場合は、
以上の気持ちのパターンに
目を向けてみるのも大切かもしれません。
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副題を、カラダの左右に現れるココロ
と題してお送りします。
おのころ心平、心理学WORKS
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