おのころ心平です。
実は人間の身体には、
新型コロナウイルスをはじめ、
すべての病原体に対する免疫細胞が
備わっているという。
その種類は何億、何兆種類である。
だとすれば免疫細胞があれば、
人間の身体は防御されている、はずである。
■身体から発せられるアラートには深い意味がある
ここで問題なのは、一つひとつの病原体に
対する身体の中の免疫細胞の数が少なく
まだまだ未熟であることだ。
「ある病原体に対する免疫細胞が、
抗原提示細胞からの情報で『自分の出番だ』
と認識すると、攻撃に向かうためにその数を増やし、
成熟していきます。
皮膚や粘膜などのバリア機能が働くのは、
ある意味、免疫細胞の数を増やすまでの
時間稼ぎでもあるのです」
病原体が身体に入ると、それを排除しようとして
発熱や痛み、倦怠感など様々な症状が現れる。
それらのほとんどは免疫反応であると考えられている。
発熱は免疫細胞が活性化するための
副作用と考えて欲しい。
細菌やウイルスは、
身体が高熱になると勢いが急激に落ちる。
一方、免疫細胞は熱が上がるほど力を増す。
あまりにも早い段階で解熱剤などを飲んでしまうと
炎症が燻った状態で長引いたり、うまく記憶されず、
同じ病気にまたかかったりしてしまうことがある。
「ワクチン接種で鎮痛薬を服用すると、
免疫記憶ができないということが先日も
ニュースで取り上げられていました。
やはり、身体から発せられるアラートは
深い意味があることを理解しなくてはいけません」
***
「免疫を第2の自分と捉え、
もっと大事に付き合っていくことが重要」
と、この記事は結んでいます。
うーむ、うなずくことしきり。
ぜひ、こちら、
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