かくれ脳梗塞の心理傾向とは? | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。

 

「脳卒中だけにはなりたくない」

 

と誰もが思うかもしれませんが、

最近は「隠れ脳梗塞」といって、

 

健康な人でも

自覚症状にはつながらない

「微小血栓」が、

 

・40代では3人に一人
・50代では2人に一人
・60代ではなんと、8割の人に

 

起こっているといわれています。

 

したがって、これは

立派な生活習慣病なのだ

という考え方が、

浸透してきました。

 

脳梗塞も一日にしてならず、

ということです。


最近、物忘れがひどくなってきた、

指先の動きや足元がおぼつかなくなってきた、

という症状がある場合は、

 

少し立ち止まって、

生活のパターンを見直してみる必要が
あるかもしれません。

 

***

 

これまで僕がカウンセリングさせて頂いた

 

脳梗塞の心理傾向

 

を観てみましょう。

 

・限界が来てもがんばり続ける…

(私にしかできないという思い込み)

 

・理想や主義を追求し、自分の満足は後回しにする…

(みんなの幸せがあって私は幸せになれるという思い込み)


・できない自分を責める傾向がある…

(“自分はこんなもんではない”という前向きすぎる思考)


・嫉妬心…

(あの人があそこまでできるなら私にだって)

 

・良心の呵責…

(申し訳ない、ああ、自分は情けない)


***

 

脳の血管が詰まるということは、

もう脳に血液を送らない、

というカラダの訴えです。

 

こんなこと、

カラダが進んでやるのでしょうか?

 

はい。

 

基本的な原理からすると、

 

血栓というのは、傷ついた血管壁を

修復するときにできます。

 

動脈硬化は、血管内壁に

血小板、マクロファージ、石灰(カルシウム)沈着、

コレステロール、酸化脂質などの付着によって

起こるとされていますが、

 

もとはといえば、

血管がケガをするのが問題なのです。

 

ケガしたら、

「かさぶた」ができますよね。
 

これと同じように動脈の血管壁が

ケガをして傷ついているから、

微小血栓とコレステロールが

そこをふさいでくれるのです。

 

つまり、脳梗塞は、

カラダが血管を癒してあげようとする働きの、

行き過ぎた結果、起こるものといえるのです。

 

***

 

限界に挑戦することは

悪いことではありません。

 

でも、

 

挑戦のあと、小刻みに

自分への癒しと十分な休息とを

与えてあげることが、

 

きっと脳梗塞を予防する大切な

習慣なのです。

 

***

 

頭に起こる症状、

下半身に起こる症状、

カラダの上下の心理学・・・。

 

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