おのころ心平です。
「脳卒中だけにはなりたくない」
と誰もが思うかもしれませんが、
最近は「隠れ脳梗塞」といって、
健康な人でも
自覚症状にはつながらない
「微小血栓」が、
・40代では3人に一人
・50代では2人に一人
・60代ではなんと、8割の人に
起こっているといわれています。
したがって、これは
立派な生活習慣病なのだ
という考え方が、
浸透してきました。
脳梗塞も一日にしてならず、
ということです。
最近、物忘れがひどくなってきた、
指先の動きや足元がおぼつかなくなってきた、
という症状がある場合は、
少し立ち止まって、
生活のパターンを見直してみる必要が
あるかもしれません。
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これまで僕がカウンセリングさせて頂いた
脳梗塞の心理傾向
を観てみましょう。
・限界が来てもがんばり続ける…
(私にしかできないという思い込み)
・理想や主義を追求し、自分の満足は後回しにする…
(みんなの幸せがあって私は幸せになれるという思い込み)
・できない自分を責める傾向がある…
(“自分はこんなもんではない”という前向きすぎる思考)
・嫉妬心…
(あの人があそこまでできるなら私にだって)
・良心の呵責…
(申し訳ない、ああ、自分は情けない)
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脳の血管が詰まるということは、
もう脳に血液を送らない、
というカラダの訴えです。
こんなこと、
カラダが進んでやるのでしょうか?
はい。
基本的な原理からすると、
血栓というのは、傷ついた血管壁を
修復するときにできます。
動脈硬化は、血管内壁に
血小板、マクロファージ、石灰(カルシウム)沈着、
コレステロール、酸化脂質などの付着によって
起こるとされていますが、
もとはといえば、
血管がケガをするのが問題なのです。
ケガしたら、
「かさぶた」ができますよね。
これと同じように動脈の血管壁が
ケガをして傷ついているから、
微小血栓とコレステロールが
そこをふさいでくれるのです。
つまり、脳梗塞は、
カラダが血管を癒してあげようとする働きの、
行き過ぎた結果、起こるものといえるのです。
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限界に挑戦することは
悪いことではありません。
でも、
挑戦のあと、小刻みに
自分への癒しと十分な休息とを
与えてあげることが、
きっと脳梗塞を予防する大切な
習慣なのです。
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頭に起こる症状、
下半身に起こる症状、
カラダの上下の心理学・・・。
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