おはようございます。
おのころ心平です。
地方新聞に目を向けると
リアルな実情が目に飛び込んできます。
ああ、ワクハラ・・・
接種率の高まりに伴って
ハラスメント事案が確認され、
9月以降増えているという。
県地域福祉推進課によると、
県民からは「社内で『ワクチンを打ちましょう』
という強い同調圧力を感じた」という
心理的な苦痛のほか、
「打っていないことを理由に職場内で
異動を示唆された」
など深刻な訴えも寄せられた。
県は雇用や身分などに関わる相談について、
山形地方法務局や山形労働局など
関係機関を紹介したケースもあったという。
また、「ワクチンは強制ではないことを
強く発信してほしい」との要望も届いている。
3回目接種は来月から順次始まる方針で、
県は引き続きハラスメントへの対応強化が
急務としている。ワクチン接種に関わる差別、
偏見の撲滅を目指したメッセージを作り、
市町村などを通じて事業所へ周知を強める一方、
県のホームページでも呼び掛けていく。
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こちらは、北九州市の自治体でのケース。
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新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、
職場で接種に関する調査を受けた北九州市職員から
「目的を知らされず、接種したかどうか
周囲に分かる聞き方だった」
との情報が、
西日本新聞「あなたの特命取材班」に寄せられた。
投稿者はアレルギー体質で副反応を心配して
接種していないというが、
市民に接種を呼び掛けていることもあり、
市役所内には「接種して当然」という風潮があるという。
専門家は「自治体職員であっても、
接種を望まない個人の権利は守られるべきだ」
と指摘する。
「ワクチン接種していますか」
8月、投稿者の部署で庶務担当の職員が、
一人一人の席に近寄り、聞いて回った。
投稿者は「未回答」と答えた。
ただ周囲には同僚がいて
「未接種だと受け止められた。
誰が打って誰が打っていないか、
丸分かりだった」と振り返る。
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ワクチン接種には、
多くの人に「勇気」が問われましたが、
これからは「品位」が問われます。
ワクチン接種の有無を問う、
というのは、マスク警察同様、
行き過ぎた正義に陥りやすいので、
よくよくデリケートに
配慮しなければならない問題です。
世界は、
多様性を認めるSDGs・・・、
なのに、ワクチンにだけ
鈍感になっちゃうのは
???な感じですよね。。。