心筋梗塞のカウンセリングで学んだこと。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おはようございます。

おのころ心平です。


僕はよく、


「症状が、

カラダの左側に出るときには

女性性のエネルギーに課題が、


カラダの右側に症状が出る場合は、

男性性のエネルギーに課題がある」


と言います。


このように、僕が


左半身が女性性

右半身が男性性


と見る根拠は、

心臓のはたらきにあります。




左心室は血液を全身に送り出す、


つまり、血液(栄養、愛)を

身体中に配る“母性”の働きです。


一方、血液を右心房に集めるためには

重力に逆らう筋力が必要ですが、

「筋力」からして“男性的”ですね。


静脈血というのは、

単に細胞が排泄する老廃物を集める

というのではなく、


身体の各細胞が、

それぞれに自己表現した創出物を、

心臓の右心房に集め、


肺を通して、

大気(社会)へ還元するシステム

だと見るのです。


こうしたカラダの中の血液回収業務を、

狩や社会への還元などはもっぱら男性が

担ってきたことから、


僕は“父性”と見るわけですが、

これは、カラダの右側に現れます。


***


いま心臓の病気である「急性心筋梗塞」は、

年間で1,000人に2人が発症するそうです。


こういう統計が取れるのは、

「急性」だからですね。


ガンやほかの慢性病などは、

年間で1,000人に何人が発症する、

というデータは取りにくいでしょう。

いつが発症ってわからない病気が多い中で、

急性心筋梗塞は、急性で、

しかも「死」を連想させる病気の代表格です。


***


ところが、この病気、

死に至る率というのは、


発症数全体の

20%弱なんだそうです。


この病気に

あまり馴染みがない人から見ると、


急性心筋梗塞になったら

ほとんどがそのまま亡くなる、

というイメージがあるかも知れませんが、


これまで僕は

たくさんの心筋梗塞から生還された方の

カウンセリングもさせてもらいました。


***



そして、その多くが、心臓の左に

「壊死(えし:組織の細胞が部分的に死んでいる状態)」

を抱えていらっしゃいます。


その原因は、

心臓に栄養を送る冠状動脈が詰まり、

とくに左心室の心筋が酸素不足で

死んでしまうのです。


はい。。。ここでのポイントは、


「心臓の左側」というところです。


先ほどの

「カラダの右側が男性性で、左側が女性性」

であるということを合わせて考察してみると、


急性心筋梗塞とは、


「カラダの右側エネルギー

(男性性)が強すぎて、

左側の母性が追いつかない状態


と見ることができるかも知れません。


ヨガやアーユルヴェーダでは

心臓は「愛」のチャクラ、と言いますが、



自分を高めるために無理をする

(男性性)ことはもちろん必要なこともありますが、


それと同じくらい自分を認めて

自分を愛する(女性性)力も、大事。


この統合こそが、よりよく心臓を健康にする

方法と言えるかもしれません・・・。


***



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