食べるとは、地球を理解することなのかもしれない…。 | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba

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病とその人の背景に潜むココロとカラダの繋がりを、西洋・東洋医学・科学・物理など様々な角度より検証し病気の“本当の原因”を探ります。

おのころ心平です。


食べるとは

どういうことなのか?

 

・・・おのころ式に、考えてみました。


まず、腸の粘膜は、



おのころ心平 - ココロとカラダの交差点


モデル化すると

上のような網戸のようになっていて、


ここから吸収される栄養素は、



●タンパク質は、

アミノ酸まで分解されないと、 

 

●炭水化物は、

ブドウ糖まで分解されないと、 

 

●脂肪は、

脂肪酸」「モノグリセリド」「カイロミクロン」 

まで分解されないと、

通っていけないのです。

(専門用語ですみません) 


しかし、

アミノ酸一個、

グルコース一個となると、


これは、めちゃくちゃ

小さな分子ですよ。



***


だからたとえば


お肌に良いとされるコラーゲンや

ヒアルロン酸もタンパク質ですから、


コラーゲンとして、

ヒアルロン酸として、


そのまま腸から吸収されることは

ないんですね。


コラーゲンばかりではなく、

どんな大きなお肉を食べても、


タンパク質は消化され、

分解され、

アミノ酸一個になれないと

吸収されないのです。


***


また、どんなにたくさん

パンやごはんを食べても、

グルコース一分子まで

分解されないと、


炭水化物も

腸からは吸収されません。


腸粘膜は、実際には、

 

↓ このような構造になっています。


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この突起のような隙間を

食べ物は小さくなって

入っていかなければなりません。



***


例えば、

ニンジンを食べたとしたら、

 

ニンジンを

一分子まで分解するプロセスこそが

ニンジンを食べるということ。

 


腸の粘膜から逆再生動画で

見るところを想像してみましょうか。



すると、

一分子のニンジンの栄養素が、

ニンジンを形作っていく過程になります。


これは、

 

ニンジンがこの世に物質的に存在する

その構造を、理解することになるのです。


***


東洋医学では、

天の気、地の気という考え方があって、

 

呼吸から天の気

食べ物から地の気を頂き、


それら天と地の気をつなぐのが

人の働き、としています。


呼吸=天の気

=目に見えない非物質的理解

 

 

食べること=地の気

=目に見える物質的理解


日常の中で無意識に
行なっている呼吸と食事…、
 
でもそれは、壮大にも、
この地球を理解している行為と
みなすことができるのかもしれませんね。


おのころ式、食べるということ考察でした!


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