おのころ心平です。
食べるとは
どういうことなのか?
・・・おのころ式に、考えてみました。
まず、腸の粘膜は、
![おのころ心平 - ココロとカラダの交差点](https://stat.ameba.jp/user_images/20130227/18/onocoroshinpei/50/5e/j/t02200141_0800051412436844918.jpg?caw=800)
モデル化すると
上のような網戸のようになっていて、
ここから吸収される栄養素は、
●タンパク質は、
アミノ酸まで分解されないと、
●炭水化物は、
ブドウ糖まで分解されないと、
●脂肪は、
「脂肪酸」「モノグリセリド」「カイロミクロン」
まで分解されないと、
通っていけないのです。
(専門用語ですみません)
しかし、
アミノ酸一個、
グルコース一個となると、
これは、めちゃくちゃ
小さな分子ですよ。
***
だからたとえば
お肌に良いとされるコラーゲンや
ヒアルロン酸もタンパク質ですから、
コラーゲンとして、
ヒアルロン酸として、
そのまま腸から吸収されることは
ないんですね。
コラーゲンばかりではなく、
どんな大きなお肉を食べても、
タンパク質は消化され、
分解され、
アミノ酸一個になれないと
吸収されないのです。
***
また、どんなにたくさん
パンやごはんを食べても、
グルコース一分子まで
分解されないと、
炭水化物も
腸からは吸収されません。
腸粘膜は、実際には、
↓ このような構造になっています。
この突起のような隙間を
食べ物は小さくなって
入っていかなければなりません。
***
例えば、
ニンジンを食べたとしたら、
ニンジンを
一分子まで分解するプロセスこそが
ニンジンを食べるということ。
腸の粘膜から逆再生動画で
見るところを想像してみましょうか。
すると、
一分子のニンジンの栄養素が、
ニンジンを形作っていく過程になります。
これは、
ニンジンがこの世に物質的に存在する
その構造を、理解することになるのです。
***
東洋医学では、
天の気、地の気という考え方があって、
呼吸から天の気を
食べ物から地の気を頂き、
それら天と地の気をつなぐのが
人の働き、としています。
呼吸=天の気
=目に見えない非物質的理解
食べること=地の気
=目に見える物質的理解
日常の中で無意識に
行なっている呼吸と食事…、
でもそれは、壮大にも、
この地球を理解している行為と
みなすことができるのかもしれませんね。
おのころ式、食べるということ考察でした!
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