おはようございます。
おのころ心平です。
なぜ、このようなことが起こるのか、
自分でも不思議ですが、
いま読みかけの本が
クライマックスなのに、
その本を持ち歩いてる間に、
「どこか」に置き忘れたようで
その「どこか」がわからず、
しばらく読めないままだったのですが、
なんと今日、ある場所で、
発見してしまいました。
その、ある場所って、どこだと思います?
それは・・・
in the refrigerator!
冷蔵庫の中ーー。
あれだけ熱中しながら読んでいたのに、
きんきんに、冷えていましたーーーー!
***
スコトーマとは、
「盲点」を表すギリシャ語で、
もともとは、網膜に画像が映らない部分を指す
眼科の医学用語だったようです。
それが応用的に使われるようになり、
心理学や脳機能科学の世界では、
「心理的盲点」として扱われるようになりました。
人は、その時の、
自分にとっての重要な情報を
優先順位をつけながら
取捨選択して認識しています。
意識が働けば働くほど、
無意識のうちに盲点が生まれ、
自分が重要だと思う以外の情報を
見れなくなってしまう傾向があります。
日常において、
見ていても、
見えていない
ことはしょっちゅう起こります。
これを
スコトーマに隠れる
と言います。
***
本を持ち歩いたまま、
早く水を飲みたくて、
冷蔵庫の中をのぞいた僕は、
無意識のまま
スペースのあった
冷蔵庫の中の場所に
本を置き、
そのまま別の思考が
頭を占拠したのでしょう。
そこに置かれている本の
優先順位が下がり、
ストコーマに
隠れてしまったのです。
***
また本のことを思い出し、
本棚を探しますが、
まさか冷蔵庫に
本が片づけられているだなんて、
思いもよりません。
こうして、きんきんに
冷えた本という現象が
起こったのです。
***
スコトーマ・・・、
時間のある方は、
下の実験もやってみてくださいね。
下の図をご覧ください。
1.左目を閉じましょう
(または手で左目をふさぎましょう)。
2.十字のマークを右目だけで見ます。
3.右目で十字のマークを見ながら、
(あくまで視点を置くのは十字のほうです)
視野の片隅に黒い丸をチラっと確認しましょう。
4.そのままゆっくりスクリーンに近づきましょう。
5.近づきながらも十字を見つめておきます。
6.すると一定の距離になると、
黒い丸が消えるポイントがあります。
そこがスコトーマ(視覚の盲点)です。
7.さらにそのままさらにスクリーンに
近づいていくとまたこの黒い丸は現れます。
冷蔵庫で冷やさないと、熱中してしまう本!
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