おはようございます。
おのころ心平です。
特定の食べものを食べると
湿疹が出てしまったりする
アレルギー疾患や、
非常に疲れているのに
寝ても疲労がとれないという
慢性疲労の症状…。
近年、この原因として、
「アドレナル・ファティーグ」
という言葉が言われるようになりました。
日本語にすると「副腎疲労」。
これをテーマにした本なども出ています。
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副腎というのは
腎臓の上に乗っている
重さにして5グラム前後の器官で、
ストレスに対抗する
ホルモンを出してくれる場所です。
カラダに炎症が起きると、
抗炎症作用が働きますが、
そのときに分泌される
天然のステロイドホルモンが
副腎から出る副腎皮質ホルモンです。
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ところが、この副腎が疲れていると、
なかなか炎症が収まらず、
アレルギー症状がずっと続いたり、
炎症が慢性的に生じて
疲労感がとれない
ということが起こってしまいます。
また、ステロイドホルモンには
副腎皮質ホルモンのほかに
女性ホルモンや男性ホルモンといった
性ホルモンもあって、
密接に関係していますので、
女性の場合、副腎の疲れは
PMS(月経前症候群)などにも
影響してきます。
月経の前に身体がしんどくなる
という症状ですね。
あるいは、卵巣や子宮に
炎症が起こりやすいといった不調。
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もちろんこうした症状は、
医学的、生理学的、病理学的な
原因をきちんとチェック
していかなければいけませんが、
僕からは
感受性という視点で見たときに、
何が言えるか?ということを
お伝えしていきたいと思います。
これらの症状は、僕は
感情感受性のなせる業
と捉えているのです。
夕方の記事につづく。
6月開講、おのころ心平
令和元年にお送りするメイン講座
第3回目には、慢性疲労のしくみも、ばっちり押さえます。
→6回の全容は、こちら
から!