おのころ心平です。
9月15日って、
なんだか
十五夜お月様のイメージがありますけど。
今夜は満月ではありません。
今月の満月は、9月25日、
そして、
中秋の名月は、9月24日。
あれ?
中秋の名月は満月じゃないの?
はい、ここには
暦の秘密があって、
実際の満月の日と
中秋の名月とが
毎年合致するとは
限らないのです。
21世紀の
昨年までの中秋の名月の日にち
を、ざっと一覧にしました。
そして、今年2018年は、
直前の新月 9月10日 → 中秋の名月9月24日 実際の満月9月25日
オレンジの年は、合致してますね。
でも、1日、2日ずれている年もあります。
さて、これはいったいどうしてか・・・?
***
毎年の中秋の名月
の日を決めるのは、
表にもある、直前の新月の日程が
重要なのです。
昔の太陰太陽暦
(月のこよみ)では、
必ず新月が、1日でした。
(1日をついたちと読むのは、
月立ちがなまったからです)
その新月の1日を含めて、
15日目が満月と決めて
暦をつくっていました。
なので、
上の表でもそうなっているように、
新月から(その日を含めて)15日目を
中秋の名月の日と決めているのです。
***
でも、実際の月の動きは、
ぴったり満月とは行かないのです。
なぜなら、月は、地球の周りを、
正円ではなく、
だから、すごく遠いところを
回っているときもあったり、
逆にすごく近づくこともあったり、
新月から
満月までにかかる日数は
その楕円周期によって
13.9日から15.6日まで、
大きく変化するのです。
***
今回の新月から
満月までの日数は、
正確には、
9月10日3:01新月
↓
9月25日11:52満月
15日間と8時間51分。
ほぼ最長にかかっている
周期にあたるのです。
***
太陰太陽暦では、
新月の日は、
その日、
0:01に新月の瞬間を迎えようと
23:59にその瞬間を迎えようと、
その日が「1日」です。
時間差を考えずに、
15日目を満月としますから
実際の満月の日にちと
ズレが生じてしまうのです。
***
というわけで、
昔の暦の法則をまもって、
中秋の名月は9月24日となりますが、
実際の満月の、
9月25日AM11:52は・・・
おー、ちょうど、
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