おはようございます。
おのころ心平です。
むかし、神道の先生の
勉強会に通っていた頃、
土地の磁場の高いところに
神社はつくられている、
日本列島を人体にたとえるなら、
神社は経穴(けいけつ)(ツボ)
のようなものなのだと習いました。
なるほど、人体上の経穴には
電位があるとされていて、
そこに鍼(はり)をうったり、
灸(きゅう)をすえることで
全体の経絡(けいらく)(気)の流れを
変えてゆくのが鍼灸という技法です。
…ということは、
神社にお参りに行くというのは、
日本列島のツボに鍼を打ちに行くようなもので、
あなたのお参りこそが
日本を元気にしてしまうということになります。
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ところで、人体のツボの数は、
一説には
1年の日数と同じ365あるとされています。
これまた別に勉強会に参加していた際に
東洋医学の先生に、
20代の頃の若かりし頃の僕は、
無謀にもこう質問したことがあります。
「経穴に効力があるのなら、
365すべてのツボに鍼を
打ったらいいのではないですか?」
「…ふう」
ため息をつく先生…。
「それでは『ツボ』の意味がなかろう…」
つまり、こういうことです。
365ある経穴のうち、
どこに鍼をうつかを
「決める」ことによって、そこがツボになるのだと。
どれもこれもといっしょくたに
同時並行で進めるのではなく、
つねに優先順位をつけながら、
力の入れ具合に微妙な強弱をつけて、
丁寧に、ことに当たってゆくこと…
なるほど、それは私たちの実生活にも
言えることですよね。
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あなたにとっての優先順位を
見つける日。