おはようございます。
おのころ心平です。
昨日迎えました、
今年最接近新月・・・。
太陽と月が同じ方向＝角度０に戻り、
その瞬間からまた
新たな出発をするという月のサイクルの始まり。
月と女性のカラダとは
なんとも言いがたい
神秘な関係を持っていますが、
僕のクライアントさんにも、
新月月経の方と
満月月経の方が多かったです。
その違いはどうして起こるのか？
と常々考えてきました。
＊＊＊
新月は、
目に見えないけれども
内在するパワーは、
すごく大きいです。
新しいものを
生み出す力を秘めています。
だから、女性の生理周期でいうと
内的な排卵を起こす性質に
似ているかもしれません。
おなかの奥、
卵巣と卵管で起こる
秘めたパワー、
しかし、とても大いなるパワー。
一方、月経というのは
目に見えて明らかです。
排卵の始まりには
気付かなくとも
月経の始まりには、
否応なく気付かされます。
・・・という観点でみると、
月経は、
目に鮮やかな満月の性質に
比喩できるかもしれません。
月経は、内層をはがして
手放していく放出パワー。
★新月＝目に見えない内在変化＝排卵
★満月＝目に見える変化＝月経
＊＊＊
満月前後に月経が起こる満月月経の方は、
つまり、この法則に沿ったカラダです。
ところで、
ホルモンで言えば、
月経初日より、排卵日の方が
激しく分泌し、交差しています。
ＦＳＨ、ＬＨの急上昇、
エストロゲンとプロゲステロンの交代・・・
これらは排卵前後に起こります。
「満月月経」の人は、およそ「新月排卵」となるので、
月の力を内的に受けとっている人
と言えるかもしれません。
というわけで、
満月月経＝内的変容。
感情や思考パターンに、
変容を起こしながら
成長するタームにある人と言えます。
＊＊＊
さて、一方、
新月月経の方は
どういう見方ができるでしょう？
ウミガメやサンゴは、
満月の夜に産卵します。
産卵とは、本来、
人体で言えば、排卵です。
太古の昔、
生物としての人体の
もともとの生理周期の
出発点は、
★満月＝排卵日
★新月＝月経初日
であったと、僕は推測しています。
排卵の方がウミガメやサンゴのように
満月に同調し、
その反対側にくる月経が
新月に対応している・・・。
＊＊＊
先ほども言ったように、
ホルモンで言えば、
月経初日より、
排卵日の方が
はるかに分泌しています。
「新月月経」の人は、およそ２週間後に
排卵を迎えますから
「満月排卵」になります。
すなわち見た目に
わかりやすい環境の変化に
カラダが反応しやすい
タイプと言えます。
新月月経＝外的変容。
見た目や服装、しぐさ・言葉などに、
変容を起こしながら成長する
タームにある人と言えます。
＊＊＊
まとめておきましょう。
満月月経の人は、
新月排卵。
インナーパワーを
充実させるタイプです。
思考の変容、
感情の揺れがカラダに
影響しやすいモードにある、
と言えるでしょう。
新月月経の人は、
満月排卵。
環境の影響を受けやすく、
自らの見た目の変化
（洋服や髪型など）が
カラダに影響しやすいモードにある、
と言えるでしょう。
ちなみに、
新月月経の方は海派、
満月月経の方は山派と言えるかもしれません。
＊＊＊
もちろん、以上は
絶対ではありません。
実際には、満月や新月に
パターン化されていない
月経周期を持つ人もいますし、
個人の月経リズムは、
移り変わるので、
今は、満月月経だけど、
数年前は、新月月経だった、
という人もいるでしょう。
個別の分析には、生まれた時の
月相が大きく関わりますから、
今の現状と生まれた時の月の
様子との細かいマッチング分析も
必要です。
＊＊＊
でも、女性のカラダには
男性にはない、
神秘的なリズムが宿っています。
せっかくの大きなカラダのリズムを
つくってくれている月経周期を通じて
自分のモードがどこにあるのか、
それを知る手がかりにしてもらえたら
と思います。
女性のカラダの神秘に敬意を払う医療へ・・・
８１１未来患者学 とは？