おのころ心平です。
日本には、こんなに頼もしい学会があります。
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日本統合医療学会。
1998年12月 日本代替・相補・伝統医療連合会議(JACT)設立
2000年12月 日本統合医療学会(JIM)設立
2008年 4月 JACTとJIMが統合し、日本統合医療学会(IMJ)設立
発足からちょうど20年。
研究会から数えると22年。
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「統合医療」とは、近代西洋医学を中心として
伝統医学や相補・代替医療を適宜合わせて
行う医療のことをいいます。
近代西洋医学の恩恵は図り知れません。しかし一方、
癌、心臓・脳血管疾患、糖尿病、高血圧症などの
生活習慣病や慢性疾患、また現代病といわれる、
アトピー性皮膚炎、機能性胃腸症、花粉症、うつなどの
増加のもとで、近代西洋医学の効果に限界を
感じ始めた患者や医療従事者も少なくありません。
人間には、本来「自然治癒力」とよばれる
自分で自分を癒す力があります。
その力を引き出す医療として、伝統医学や
相補・代替医療が、いま、見直されてきているのです。
そこで、近代西洋医学の利点と
伝統医学や相補・代替医療の利点を
あわせた医療を行うのが「統合医療」です。
「統合医療」は21世紀の医療として、
国内のみならず世界中で注目されています。
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統合医療を担う専門家たちは、国民に、
健康食品やサプリメント、ハーブ・アロマなどについての
正しい情報を提供し、
健康生活の基本となる睡眠・運動・食事・休養などの
正しい知識を伝えて、病気の予防、健康増進を
図ることを目指しています。
高度経済成長を経て、現代人は、
「人生に何を求め、何を心の拠り所とすべきか」
を模索しています。
これからは、「死」や「病気」に対する価値観も
大きく変わることでしょう。そうしたことを含めて考え
実践していく医療、それが「統合医療」です。
・・・以上、学会HPより。
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どこの病院にも、ふつうに、
統合医療外来というものが
実現されるには、
どのようなプロセスが必要なんでしょうか?
昨年11月、統合医療学会にコーディネーターとして
出演させて頂いた際、
舞台上で、理事長の仁田新一先生に、
そう質問させて頂きました。
このシンポジウムのときは、
テーマが違いましたので、
この質問に対する答えは、
未完のまま終わっておりました。
でも、ここがすごいところです。
統合医療学会理事長、仁田新一先生、
その責任を果たす、ということで、
このたび、8月11日(土)に
うちが主宰する未来患者学2018に、
ご出演頂くことになったのでした!!
人工心臓研究で日本の基礎医学をリードし、
東北大学副総長を務め、現在、同大学客員教授。
厚労省、経産省の数々の委員会にも所属し、
東北復興支援にも様々な後援をされてきた仁田新一先生。
こんなにも大物をお招きしてしまっていいの?
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いいんです!!
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当日は、統合医療学会理事長の立場から、
日本の「統合医療外来」実現の可能性について、
なんと、福島正伸先生と僕とで
コーディネートさせていただくのです。
医師、看護師ほか医療従事者の方、
柔整師、鍼灸師などの治療家の方にはもちろん、
一般医療消費者にとって、
これは、めったにないチャンスです!
一般人代表、おのころ心平がどどーんと切り込む、
統合医療外来の未来を語るトークセッション、
ぜひぜひ、目撃してください!!
8月11日(祝)山の日、未来患者学。
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